
JRAオークス「ああ、悔しい!」カレンブーケドール津村明秀騎手に絶賛の嵐! アンカツ「結果以外は満点」もデビュー15年目の悲願にあと一歩……

19日に東京競馬場で行われたオークス(G1)は1番人気のラヴズオンリーユー(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎)がレコードで優勝。2着に12番人気のカレンブーケドール、3着に2番人気のクロノジェネシスが入り、三連単は17万9960円の波乱となった。
18頭立ての芝2400mで行われたレース。最内枠から抜群のスタートを切ったジョディーが前半から飛ばして行く流れは、1000m通過が59.9秒というG1らしい締まった流れとなった。2番手が3番人気のコントラチェック、2番人気のクロノジェネシスも早めの競馬をする中、ラヴズオンリーユーは中団の外目で虎視眈々と脚を溜めている。
最後の直線を迎え、脱落するジョディーやコントラチェックらに替わって、力強く飛び出した馬に東京競馬場のスタンドがざわめいた。12番人気の穴馬カレンブーケドール。すぐ近くにいたクロノジェネシスが競り落としに行くが、逆に跳ね返される。デビュー15年目にしてG1どころか、G2すら勝ったことのない”苦労人”津村明秀騎手が渾身の激を送る。
残り200mを切り、一瞬大波乱の予感がよぎったが、外からラヴズオンリーユーとデムーロ騎手が強襲。カレンブーケドールと津村騎手も必死に抵抗したが、クビ差及ばなかった。

「とってもうれしい。4コーナーで思ったより後ろで、ヨーイドンの競馬になりましたが、素晴らしい瞬発力を発揮してくれました。坂を上がってからの伸びが良かったです。気持ちが強くて、僕と同じように負けたくない気持ちが強い馬。とても温かく声援をしてくれてうれしい。いつもありがとうございます!」
史上5頭目となる無敗のオークス馬となったラヴズオンリーユー。馬主のDMMドリームクラブは初G1、鞍上のM.デムーロ騎手は、これでクラシック完全制覇となった。
だがその一方、ある意味レースの”主役”となったのは、やはり津村騎手とカレンブーケドールだったようだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは