GJ > 競馬ニュース > 天皇賞・秋×スティッフェリオ
NEW

JRA天皇賞・秋(G1)「展開のカギ?」スティッフェリオ陣営は慎重……悪いジンクスも?

【この記事のキーワード】, ,

JRA天皇賞・秋(G1)「展開のカギ?」スティッフェリオ陣営は慎重……悪いジンクスも?の画像1

 豪華すぎるメンバーが集結し、今年最大の注目を集めている天皇賞・秋(G1)。アーモンドアイを始めとするG1馬たちが有力視されているが、この1戦で穴人気となりそうな馬といえば、スティッフェリオ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)だろう。

 丸山元気騎手を背に、昨年暮れの福島記念(G3)、今年の始動戦となった小倉大賞典(G3)で連勝を飾ったスティッフェリオ。大阪杯、宝塚記念はG1の壁に跳ね返される形で、ともに7着に終わったものの、成長を感じさせる走りを見せた。

 そして夏を超えて迎えたオールカマー(G2)。4番人気に支持されたスティッフェリオと丸山騎手のコンビは迷わず、逃げることを選択。ハナを奪うと緩やかな走りで、1000m61秒8とスローペースを作り上げることに成功した。余力十分で最後の直線を迎えると後続を突き放して勝利。レイデオロ、ウインブライトらを相手に大金星をあげた。

JRA天皇賞・秋(G1)「展開のカギ?」スティッフェリオ陣営は慎重……悪いジンクスも?の画像2

「前走は競りかけてくる馬もいなかったこともあり、ゆうゆうとペースを構築することに成功しました。ただ、今回は逃げ馬アエロリット、さらにサートゥルナーリアやアルアインなど前で競馬ができるタイプが多いです。前走のような展開に持ち込むはちょっと難しいかもしれませんね。

 スティッフェリオの最終追い切りは、坂路でアメリカズカップと併せ馬を行い、4F53秒4、ラスト12秒8をマーク。一杯に追われ、僚馬に半馬身先着しています。前走から状態はキープしているようですが、管理している音無調教師は、『前走は作戦勝ち。相手が強くなるので、どこまでやれるか』と慎重な姿勢を崩しませんでした」(競馬記者)

 また過去の天皇賞・秋を振り返っても、スティッフェリオには不利なデータが並ぶという。

「スティッフェリオはオールカマーを勝って参戦となりましたが、このローテーションで勝利したのは過去10年で昨年の勝ち馬レイデオロのみ。同馬以外は馬券圏内に入った馬もいません。

 またスティッフェリオは東京競馬場のキャリアが少なく、これまでオクトーバーS(OP)の1戦のみ。その時は1番人気に支持されたものの、4着に終わっています。これまで福島競馬場や小倉競馬場など小回りの競馬場で結果を残していますし、広い東京競馬場はあまり得意ではないのかもしれません」(競馬誌ライター)

 スティッフェリオは大舞台で、ジャイアントキリングを起こすことができるだろうか?

JRA天皇賞・秋(G1)「展開のカギ?」スティッフェリオ陣営は慎重……悪いジンクスも?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  4. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  8. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター