真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.04.05 18:20
JRA大阪杯(G1)「大穴」鮫島克駿&カデナ激走にアンカツもびっくり!? 有力エージェント支配に“風穴”開けた「馬人の絆」に称賛の声
編集部
5日、阪神競馬場で行われた大阪杯(G1)は、2番人気のラッキーライラックが優勝。鞍上のM.デムーロ騎手は昨年のオークス以来のG1制覇となった。
2着に4番人気のクロノジェネシス、3着に1番人気のダノンキングリーと堅い決着に終わった今年の大阪杯。だが、その直後に上がり最速の末脚で突っ込んだのは“ブービー11番人気”のカデナ(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎)だった。
相棒の力を信じ切っていた。良馬場で行われたこの日の阪神競馬は、今週からBコースに替わったことで前残りが目立つ状況。大阪杯でも1番人気のダノンキングリーが果敢にハナに立つなど、有力馬の各騎手がポジション獲りを意識する中、迷わずカデナを最後方に下げたのが23歳の鮫島克駿騎手だった。
「絶対に脚を使ってくれます」
レース前、鮫島克騎手は自身初の重賞勝利(小倉大賞典(G3))をプレゼントしたくれたパートナーに絶大な信頼を寄せていた。最後の直線入り口では、まだ最後方だったが「内々を意識する立ち回りが理想。馬群を割れる精神力もあって、レースが上手なタイプ」と語っていた通りのレース運び。
最後は馬群を割るようにして、3着ダノンキングリーに3/4馬身差の4着まで迫った。
「鮫島克騎手の腹を括った好騎乗が光ったレースでしたね。先週の高松宮記念(G1)で1つ上の先輩である松若風馬騎手が初G1を飾ったことで相当刺激を受けている様子でしたが、戦前にも『馬も僕自身も、自信を持って挑める。楽しみの方が大きい』とあくまで強気。有言実行の素晴らしい内容でしたが、結果的には惜しい競馬でした」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
- タガノエルピーダ×M.デムーロ「新タッグ」でオークスヘ!「タイトルを獲得したいものと夢見ております」悲願の初G1制覇目指す名オーナーの希望となれるか
- 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか