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JRA大阪杯(G1)ラッキーライラック完勝! M.デムーロ騎手「久しぶりだから嬉しい!」覚醒した“G1ハンター”が復活の狼煙!

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 5日、阪神競馬場で行われた大阪杯(G1)は、2番人気のラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が優勝。鞍上のM.デムーロ騎手は昨年5月のオークス(G1)以来となる、久々のG1勝利となった。

 2017年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)、昨年のエリザベス女王杯(G1)に続く、G1・3勝目を上げた。

 12頭立てで行われた芝2000mのレース。1番人気だったダノンキングリーがハナを切る意外な展開だったが、デムーロ騎手が「この間の中山記念(G2)でも強かった」と振り返った通り、ラッキーライラックがしっかりとマーク。最後はクロノジェネシスも加えた3頭の叩き合いとなったが、デムーロ騎手が持ち前の勝負強さを発揮した。

「ありがとうございました! 無観客ですごく寂しいですけど、ホントに気持ちいいですね」

 昨年5月のオークス以来のビッグタイトルに、デムーロ騎手も「久しぶりだったから嬉しい」と感激した様子。昨年はここ数年では最低となる重賞3勝と苦しんだが、今年はこれですでに3勝目と復活を印象付けている。

「自身でも『展開がすごく上手くいった』と話していましたが、デムーロ騎手にとっては会心の騎乗だったのではないでしょうか。3、4コーナーの勝負所で各馬が追い出しに入る中、内々の経済コースで我慢させた判断が最後の伸び脚に繋がったと思います。

普通の騎手なら行きたくなる場面ですがG1なのに、あそこで我慢できてしまうのがデムーロ騎手の真骨頂。久々にG1で勝負強いデムーロ騎手“らしい”騎乗でした」(競馬記者)

「コロナウイルスでみんなしんどいですけど、一緒に頑張りましょう!」

 最後はそう締めくくったデムーロ騎手。一度勝ち始めると止まらない騎手だけに、ここから始まるG1連続開催が楽しみになった。

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