
元JRA藤田伸二氏、福永祐一騎手「ミスター掲示板」襲名!? 桜花賞5着に「祐一どこにいんの?」公式YouTubeで一刀両断
12日、阪神競馬場で行われた桜花賞(G1)は、松山弘平騎手のデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が優勝。2着には武豊騎手のレシステンシア、3着に柴田大知騎手のスマイルカナが入っている。
雨が降りしきる阪神競馬場。重馬場でタフな流れが予想された1戦は、好スタートを決めたスマイルカナがハナを奪取。外枠に入った2歳女王レシステンシアは無理にウチに入らず、外の比較的荒れていない馬場を選んで2番手につけた。最後の直線でレシステンシアが先頭に立ったものの、デアリングタクトが2位に0秒5差つける上がり最速36秒6の鬼脚で強襲。ライバルたちをごぼう抜きにし、桜の女王に輝いている。
デアリングタクトは2004年ダンスインザムード以来、16年ぶり7頭目となる無敗での戴冠。鞍上の松山弘平騎手は17年のアルアインで勝った皐月賞以来となるうれしいG1・2勝目を飾った。
そしてこの馬の勝利を我が事のように喜んでいる人物が、もうひとりいる。元JRAの騎手である藤田伸二氏だ。
先日から藤田氏は自身のYouTubeチャンネルを開設。そこで桜花賞について開口一番に、「桜花賞の本命は9番。デアリングタクト」と断言。祖母のデアリングハートには騎乗経験があり、「クイーンS、府中牝馬Sなどを勝った馬で、とにかくすごい切れ味」と振り返り、「孫であるデアリングタクトも勝ち方が強烈」と絶賛。そしてデアリングタクトを軸にした買い目を公開し、見事に馬単を的中させていた。
またデアリングタクトだけではなく、「馬場が悪いとすんなり先行する馬は気にしたほうがいい」とスマイルカナなど先行勢が有利な展開になると予想し、さらに「豊さんの馬(レシステンシア)が外から2番目。外の方でもコーナーまでのホームストレッチは長い。隊列が決まるまではいい場所を走れると思う。17番なのはこういう馬場においては良かったと思うなぁ」など、レースの展開を独自の見解で語っていた。
「そしてレースが終わってからはお得意の毒舌も絶好調。全体を回顧しつつ、ミヤマザクラに騎乗していた福永祐一騎手の騎乗っぷりに言及すると、『祐一どこにいんの?』『1回くらい呼ばれたか?』から始まり、『なーんにもできない。阪神の直線であの位置って一番伸びにくいとこなんだよな』と位置取りをチクリ。『伸びてはきているけども、もしかしてまた“ミスター掲示板”にのってるとか?』など、藤田流の愛のあるイジりをしていました。
このチャンネルでは藤田氏自身が騎手としての経験を元に競走馬やレース展開などを語り、さらに終わってからも後輩に“ヤンチャっぷり”をフルに発揮して茶化すなど、見ごたえは十分。これからも続くのであれば、レース前にチェックすると、いい思いができるかもしれませんね」(競馬誌ライター)
忖度なしで辛口なコメントが次々に飛び出す藤田氏のYouTubeチャンネルが、春G1を読み解くカギになるかも!?
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇