真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.05.21 09:00

JRA 平安S(G3)は「長期コンビ」が波乱の立役者に!? “乗り替わり”オメガパフューム、ゴールドドリームらを破るのは……
編集部
23日(土)に京都競馬場で開催される平安S(G3)。オメガパフューム、ゴールドドリームら圧倒的な実績を誇るG1馬に加えて、ロードレガリス、スワーヴアラミスなどダートで頭角を現している新星らも出走するとして話題だ。
だが今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、騎手が土日に違う競馬場で騎乗することがNG。有力馬に乗り替わりが相次ぐ事態となった。このため穴党からすれば、“万が一”を期待できる1戦となっている。
思い出してもらいたいのが、フェブラリーS(G1)だ。優勝したのは1番人気のモズアスコットだったが、2着に入ったのは最低人気のケイティブレイブ。騎乗していた長岡禎仁騎手は、いつもの先行策ではなく中団からやや後ろにポジションを取り、脚を溜める作戦に出ると、これが見事にハマり殊勲の“銀メダル”をゲットした。
長岡騎手は美浦所属ながら同馬を管理する杉山晴紀厩舎の稽古に積極的に参加。約2年前からケイティブレイブの調教パートナーも務め、その積み重ねでフェブラリーSの鞍上に大抜擢された。普段からケイティブレイブの陰日向となり支え続けたことで、同馬を深く理解することができ、大舞台で乾坤一擲の走りに繋がったのだろう。
現代の競馬界では騎手の“乗り替わり”が頻繁に行われる。だが普段から稽古に騎乗したり、レースで長らく騎乗を続けたりしている騎手のほうが、その馬のクセや性格などを掴んでいるため、好走に導けるケースもあるはずだ。
そこで今回は乗り替わりが多い平安Sで、長期間に渡ってコンビを組んでいる騎手と馬たちに注目したい。
PICK UP
Ranking
17:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事
JRA【平安S(G3)展望】オメガパフューム、ゴールドドリーム、ロードレガリスら有力馬に乗り替わりが続出 “手替わり”が波乱を巻き起こす!?
JRA西村淳也「痛恨」騎乗停止! 平安S(G3)スワーヴアラミス乗り替わりで初重賞勝ちのチャンスが白紙
JRA武豊に続いて、M.デムーロ×オメガパフュームも泣く泣く「コンビ解消」……。「棚ぼた」でも、乗り替わり騎手は喜んでいられない!?
JRA「5馬身差の一騎打ち」武豊ロードレガリスVSスワーヴアラミスが平安S(G3)で再び激突!? G1・3勝オメガパフュームも参戦か!
JRAフェブラリーS(G1)武豊インティに「先着」ヴェンジェンス、「世界的良血」父が果たせなかったG1制覇へ!