GJ > 競馬ニュース > スプリンターズS「鞍上問題」決着!?
NEW

JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……

【この記事のキーワード】,

JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……の画像1

 2週後に迫ったスプリンターズS(G1)であるが、二転三転した「鞍上問題」もどうやら大方決着したようだ。

 グランアレグリアの鞍上が池添謙一騎手からC.ルメール騎手になるなど、レース前から激しい「騎乗馬合戦」が繰り広げられていた今年のスプリンターズS。

JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……の画像2

 これらの「鞍上問題」で1番の被害を受けたのは、北村友一騎手ではないだろうか。

 元々は昨年の高松宮記念(G1)の覇者ミスターメロディとコンビでの参戦が目されていた北村騎手。実際に、この春の安田記念(G1)でも主戦の福永祐一騎手がインディチャンプに騎乗したため、北村騎手がミスターメロディに騎乗。秋の始動戦となったセントウルS(G2)でも、コンビが継続されていた。

JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……の画像3

 一方の福永騎手は、インディチャンプと共にスプリンターズSへ。だが、本馬が右後肢の大腿二頭筋に炎症を発症し同レースの回避が決定。それでも福永騎手には、北九州記念(G3)を勝ったレッドアンシェルというお手馬がいた。

 しかし、レッドアンシェルはM.デムーロ騎手とのコンビでスプリンターズSに参戦することが決まる。“高みの見物”から、一転して「騎乗馬なし」という事態に陥った福永騎手だが、そんな名手に土壇場でミスターメロディが回ってきたというわけだ。

「残念なのは、ミスターメロディに騎乗できる可能性があった北村騎手ですよね。とはいえ、セントウルSのコンビ継続も、福永祐一騎手が騎乗停止になっていたため。元々は福永騎手が騎乗する予定でした。そう考えると“元サヤ”に戻るのも、ある意味仕方がないかと……。ただ、それでもやっぱり北村騎手は気の毒ですね」(競馬記者)

 さらに失意の北村騎手に“トドメ”を刺したのが、ダイアトニックなのかもしれない。

 今夏、武豊騎手とのコンビで函館スプリントS(G3)を制したダイアトニック。スプリンターズSにも同コンビでの参戦が予定されていたが、18日になって武豊騎手の凱旋門賞(仏G1)挑戦が正式に決定。ダイアトニックの鞍上が宙に浮いた。

 そこで浮上したのが、かつての主戦・北村騎手だ。過去に9度の騎乗経験があり、昨年のスワンS(G2)など4勝を上げている組み合わせだけに、コンビ復活も十分に考えられた。

JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……の画像4

 しかし、陣営は非情にもダイアトニックへの騎乗は、本馬へは初騎乗となる横山典弘騎手に決定。先週の京成杯AH(G3)で横山騎手が勝利に導いたトロワゼトワルがダイアトニックの僚馬である。あの騎乗ぶりに、陣営からの白羽の矢が立ったという事だろうか。

 北村騎手の騎乗で、これまで4勝を挙げたダイアトニック。過去に9度の騎乗経験がある事からも、本馬の背中を1番知っていると言っても過言ではないだろう。

 ただ、この悲劇にも原因があるという。

JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  3. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  4. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  5. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  6. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  7. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
  10. 【大阪杯】「キズナVSエピファネイア」いまだに“腑に落ちない”両雄の激突から10年…今年の頭はイクイノックスに勝利したあの馬?【東大式必勝馬券予想】