GJ > 競馬ニュース > マイラプソディ 鼻出血で菊花賞絶望…
NEW

JRA神戸新聞杯(G2)武豊マイラプソディ「ぶっちぎり最下位」鼻出血で菊花賞絶望……「新パートナー」にあの馬が急浮上!?

【この記事のキーワード】,

JRA神戸新聞杯(G2)武豊マイラプソディ「ぶっちぎり最下位」鼻出血で菊花賞絶望……「新パートナー」にあの馬が急浮上!?の画像1

 27日、中京競馬場で行われた菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2)は、単勝オッズ1.1倍の圧倒的1番人気に支持されたコントレイルが優勝。この勝利により、本馬は昨年9月のデビューから6連勝。菊花賞(G1)で無敗の3冠達成に王手をかけた。

 手綱を取った福永祐一騎手は「休み明けとはいえ落とすわけにはいかない状況の中で勝つことができた」と安堵を見せながらも「余力を持った中で勝つことができたのは何よりです」と危なげないレースで、休み明け初戦を勝利で飾れたことを評価するコメントを残している。

JRA神戸新聞杯(G2)武豊マイラプソディ「ぶっちぎり最下位」鼻出血で菊花賞絶望……「新パートナー」にあの馬が急浮上!?の画像2

 その一方、マイラプソディ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)は5番人気に支持されたものの、17着グランデマーレからさらに8馬身遅れた18着という不本意な結果に終わった。

 デビューから3連勝で京都2歳S(G3)を制し、クラシック候補と呼ばれたかつての素質馬には、あまりにも厳しい現実が待っていた。

 18頭立てのレースを8枠17番からスタートしたマイラプソディ。後方待機策を採った武豊騎手は、ヴェルトライゼンデを斜め前方に見る後方17番手からの競馬。1000mを過ぎてペースが上がると抜群の手応えで外々を進出。直線に入って末脚炸裂を予感させる脚色だった。

 だが、勝負どころで武豊騎手がゴーサインを出し、いざこれからというタイミングで反応することなく、直線では流すような形で後方のままゴールした。

 この不可解な敗戦にはどのような理由があったのだろうか。

「外から上がって行きながら突然失速してしまいましたが、どうやらレース中に鼻出血を発症していたようです。陣営にとって痛恨なのは、これで菊花賞への出走が絶望となってしまったことでしょう。

鼻出血を発症した馬は、規定により1ヶ月の出走制限があるため、日程的に菊花賞には出ることが叶わなくなってしまいました」(競馬記者)

 これにより、菊花賞のパートナーを失った武豊騎手だが、新たに注目のパートナー候補がいる。8月の阿寒湖特別(2勝クラス)を武豊騎手とのコンビで勝ったアンティシペイト(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。

 同馬は菊花賞挑戦を表明しているが、鞍上はまだ発表されていない。マイラプソディの脱落によって淀の長距離を知り尽くす名手が空いたことは、陣営にとって願ってもないチャンスとなるかもしれない。

JRA神戸新聞杯(G2)武豊マイラプソディ「ぶっちぎり最下位」鼻出血で菊花賞絶望……「新パートナー」にあの馬が急浮上!?のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  7. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を