GJ > 競馬ニュース > ディアドラ「異色の経歴」新パートナーが...  > 2ページ目
NEW

凱旋門賞(G1)「引退撤回」はエネイブルだけじゃない! JRAディアドラ「異色の経歴」新パートナーが下剋上の起爆剤か

【この記事のキーワード】, ,

 05年と07年にイギリスリーディングを獲得するトップジョッキーだったが、14年の夏に34歳という若さで「年内限りでの引退」を発表。カタールレーシングのマネージャーに転身予定だったが、年末に引退を撤回し、再びジョッキーを続けたのだった。

 ディアドラの主戦を務めるマーフィー騎手が、昨年のイギリスリーディングジョッキーということを考えれば、スペンサー騎手も負けない経歴の持ち主だ。

 そして特筆すべきは、04年にA.オブライエン厩舎の所属騎手だったことである。

「オブライエン厩舎といえば世界的な名門厩舎で、その所属騎手だった実績だけでもスゴイことです。ただ、それ以上に凱旋門賞では相手の“手の内”を読めるということがディアドラの後押しとなりそうです。

今年の凱旋門賞にオブライエン厩舎は4頭の有力馬を送り込みます。その出走馬で“チームプレイ”を仕掛けてくはずなので、その裏をかくことができれば一泡吹かせられるかもしれませんよ」(競馬記者)

 エネイブル包囲網とも呼ばれるオブライエン厩舎の4頭出し。打倒エネイブルの作戦を逆手にとって、ディアドラが激走するかもしれないというわけだ。

 スペンサー騎手の凱旋門賞挑戦は「16年ぶり」とかなり久々だが、前回騎乗した04年は16番人気アクロポリスで4着に好走している。今回、ディアドラに騎乗するにあたり、「検疫覚悟で行く」と話しており、相当気合が入っているはず。

 異色の経歴スペンサー騎手の手綱さばきで、ディアドラが一波乱起こすことを願いたい。

凱旋門賞(G1)「引退撤回」はエネイブルだけじゃない! JRAディアドラ「異色の経歴」新パートナーが下剋上の起爆剤かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  2. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  3. “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル
  4. 【天皇賞・春】関東クラシック馬タスティエーラ、ドゥレッツァVS関西テーオーロイヤル、ディープボンドら最強ステイヤー軍団。激戦の鍵を握る“第3の刺客!?”
  5. 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】
  6. 横山武史「乗り替わり」の無念を晴らす重賞勝利に会心ガッツポーズ! 初のメイン勝ちなど大暴れ「妹弟子」の活躍も刺激に?
  7. 【天皇賞・春】「賛否」分かれる名馬のレース名と条件、芝のコパノリッキーやダートのロードカナロアに違和感ありあり…ライスシャワーもスプリンターだった?
  8. 【チャンピオンズマイル(G1)展望】海外転戦“5億円ホース”が世界最強ゴールデンシックスティに挑戦!昨年のNHKマイルC覇者が道悪で急浮上?
  9. 【青葉賞】「幻のダービー馬」スキルヴィングの勝利から1年…待ち受けていた悲劇的な結末、改めて痛感する人馬無事の大切さ
  10. 【天皇賞・春】菱田裕二「師弟コンビ」で悲願の初G1制覇へ! 川田将雅、C.ルメール不在もチャンス、「勝率5割」のデータが人馬を後押し