真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.08 11:00
JRA音無秀孝調教師「北村友はクビだな」から9年。 10年目の数奇な巡り合わせ「あのレース名」で思い出される「信頼」は取り戻せるのか
編集部
今年で第6回を迎えるサウジアラビアロイヤルC(G3)。
第6回という短い歴史ながら「サウジアラビアロイヤルC」という名は、オールドファンなら聞き覚えがあるはずだ。
かつて「サウジアラビアロイヤルC富士S」という名で、3歳以上の別定戦で施行されていたが、2015年より2歳マイル戦に変貌を遂げたサウジアラビアロイヤルC。富士Sとは別扱いとなったことで、改めて「第1回」からの施行となっている。
そんな、ややこしい歴史のあるサウジアラビアロイヤルCに、インフィナイト(牝2歳、栗東・音無秀孝厩舎)が鞍上・北村友一騎手で出走を予定している。
ちなみに、北村友騎手が音無厩舎の馬で重賞を初めて勝利したのは、2010年のサウジアラビアロイヤルC富士S(G3)だった。だが、このレースをダノンヨーヨーで勝利したものの、その後は音無厩舎の馬で重賞勝利が一度もないのだ。
その裏には、過去の「出来事」が関係しているのかもしれない。
ダノンヨーヨーと富士Sを勝利した翌年。北村友騎手がデビューから6年目と若手の頃、同コンビで挑んだ2011年の毎日王冠(G2)で、その出来事は起きた。
スタートで後手を踏んだダノンヨーヨーは、後方からの競馬となる。
同型馬が不在のここは、シルポートの単騎逃げが明白。案の定、前半の1000m通過が61.1秒というスローペースになったこのレースで、ダノンヨーヨーは最後方で直線に向いた。
さすがに外に出しては間に合わないと思ったのか、北村友騎手も内の進路を選択。しかし、これが裏目に出て万事休す。メンバー中、上がり2位タイとなる32.8秒の末脚を使ったが、前が詰まって6着に敗れた。
PICK UP
Ranking
11:30更新- ジャスティンミラノを大幅に上回った「期待の良血」がG1に向けて出陣! C.ルメールに替わる新パートナーは「初制覇」のチャンス到来?
- 【フローラS】「批判覚悟の出走」が1000万馬券の大波乱を演出!除外された武豊の超良血は幻のG1馬に…「東京マスター」菅原明良と挑む渾身の権利獲り
- 「ルメールショック」が木村哲也厩舎に直撃?桜花賞に続き皐月賞も人気馬が凡走…主戦騎手不在で「13連敗」の急ブレーキ
- 【NHKマイルC】川田将雅ジャンタルマンタル参戦で浮上した「鞍上問題」…陣営と繋がり強い「三冠騎手」が有力候補? その背中に跨るのは
- セリフォス、ナミュールも不安?2024年マイル戦線は異常事態!マイラーズCは“安田記念を見切った格下馬”の激走に要注意!
- JRA「隠れ最強馬」が待ちに待った戦列復帰…ジャスティンミラノに引け取らない実力、令和の「マツクニローテ」再現あるか?
- コスモキュランダ次走ダービーも「鞍上未定」の怪…J.モレイラ続投が決まらない理由に「身元引受調教師」の影響も?
- JRA横山典弘「再登板」もファンの胸中は複雑!?ソダシでも主戦騎手が降板の過去…「騎乗批判疑惑」で物議醸したコンビが復活
- タガノエルピーダ×M.デムーロ「新タッグ」でオークスヘ!「タイトルを獲得したいものと夢見ております」悲願の初G1制覇目指す名オーナーの希望となれるか
- 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか
関連記事
JRA「衝撃の7馬身」デュアリストがレコード圧勝! 北村友一「すごく力がある」新種牡馬ミッキーアイルから、武豊メイケイエールに続く大物登場!
JRA武豊が、福永祐一が……スプリンターズS(G1)「鞍上問題」決着!? 被害者「北村友一」ミスターメロディに続き「アノ馬」まで……
JRA福永祐一「大ピンチ」スプリンターズS(G1)騎乗馬なし!? 三浦皇成、池添謙一に続く「ドタキャン被害」に戦々恐々のアノ騎手とは
【セントウルS(G2)枠順確定】JRA武豊×トゥラヴェスーラ、北村友一×ミスターメロディ、三浦皇成×ダノンスマッシュらの枠は?
JRA「次走」クロノジェネシス天皇賞・秋(G1)は「良馬場」希望!? アーモンドアイとの女王対決へ、北村友一騎手が語る「真の実力」とは