真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.10 12:00

エネイブル「後継」はJRAコントレイルを超える無敗の怪物!? L.デットーリ「私にはスーパーホースがいる」ゴスデン厩舎の3歳マイル王に熱視線
編集部
先週4日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(仏G1)は、昨年3着だったソットサスの優勝。一方、史上初の3勝目を狙った世界女王エネイブル(牝6歳、英・J. ゴスデン厩舎)が敗れたこともあって、1つの時代の幕切れともいえる一戦だった。
そんな歴史的な一戦の結果を受けて8日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)は新たな「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表。対象には今年の凱旋門賞も含まれており、エネイブルは6位タイに甘んじることとなった。
現役引退の正式な発表はまだなく、現役続行の可能性も示唆されているようだが、いずれにせよ世界女王の長期政権が終わりを告げたというのが世界の共通見解だろう。
だが、エネイブルを管理するゴスデン厩舎からは、新たな「世界王者」が誕生しようとしている。
今回のワールドベストレースホースランキングでは1位のガイヤースを筆頭に、ペルシアンキング、ストラディバリウス、エネイブルなど凱旋門賞出走組が上位を形成。ダートではティズザロー、オーセンティックといったケンタッキーダービー(米G1)1、2着馬、他には日本のアーモンドアイも上位に名を連ねている。
そんな中で、マイラーながら世界2位の評価を受けているのがパレスピア(牡3歳)だ。
昨夏のデビューから、ここまで5戦5勝と負け知らずのパレスピア。今年は6月のセントジェームズパレスS(英G1)で昨年の欧州2歳王者ピナトゥボを破ってG1初制覇。見事、欧州3歳最強マイラーの称号を勝ち取っている。
また、レース後「まぐれではない。彼は才能溢れる馬」というゴスデン調教師の言葉を裏付けたのが、前走のジャックルマロワ賞(仏G1)の快勝劇だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新武豊「1着に飢えて」JRAから戒告…福永祐一「持論」自ら実証の“勝ち逃げ”引退も、大先輩が痛恨の被害
新馬8馬身差「大楽勝」の大器がクラシック黄信号…2週連続「謝罪」の鞍上は踏んだり蹴ったり
JRA高松宮記念、グレナディアガーズ、ナランフレグ、ピクシーナイトらG1馬全滅の危機…。「隠れた短距離適性」の注目穴馬!
- JRA「3月売上壊滅的」ストライキは泣きっ面にハチだった!? 大幅ダウンという形で明確に表れたファンの声…春のG1連続開催に大きな不安
- 和田竜二「止まっているわけではない」ディープボンドはなぜ伸びなかったのか? 阪神大賞典(G2)鞍上も気付けなかった「変則ラップ」のカラクリ
- 「ポテンシャルは非常に高い」川田将雅も能力を絶賛! ディープインパクト産駒「最後の怪物候補」が衝撃の5馬身差V
- ディープインパクトやキタサンブラックら栄光の陰で、勝者になれなかった馬たちに待ち受ける悲しい現実…「馬が好き」だからこそ知っておきたい引退馬問題の最前線【特別インタビュー】
- 岩田康誠「大絶賛」の超新星が4連勝! 大変身の裏にT.マーカンドの“金言”も、かつての主戦は「昨年、今年0勝」の184連敗…
- キタサンブラックを倒した「最強2勝馬」逝く 今村聖奈「戦意喪失」悟った最下位惨敗!川田将雅「単勝1.1倍」10連勝ストップの“事故”【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 武豊「騎乗停止」に藤田伸二氏が痛烈コメント!? 風雲急を告げる天皇賞・春(G1)クリンチャー「鞍上」は……