GJ > 競馬ニュース > 田辺裕信「うっかり発言」でざわめく?  > 2ページ目
NEW

JRA田辺裕信「うっかり発言」で周囲ざわめく!? 南部杯(G1)アルクトス超絶レコードで「有終の美」!?

【この記事のキーワード】, ,

 レースを振り返り「そもそもスタートは毎回、上手な馬で」と田辺騎手が話したように、外の14番枠から好スタートを切ったアルクトス。内を見ながら、道中は馬なりで外の3番手を追走した。

「今日の馬場の傾向からしても、早め(行って)に押し切る」競馬をしようと思っていたという田辺騎手は、3、4コーナーでじょじょに前に進出すると、直線入り口では先頭のモズアスコットに並びかけた。雨で湿った馬場となったことで前も止まらず、直線は2頭の叩き合いとなる。内で粘り込むモズアスコットを残り50m辺りで捉えると、後続の追撃も凌ぎ切りそのまま先頭でゴールした。

 ここまでは田辺騎手にとっても感慨深いインタビューであったが、レースの回顧が終わり話は思わぬ方向に進みだす。

 インタビュアーの「ゴール前どういう気持ちでした?」という質問に対し、言葉を詰まらす田辺騎手。

「いや、本当にあの……昔からの、この馬とのレースが浮かんできますね」と、引退を思わせるような発言をしたのだ。

 インタビュアーも、これに釣られたのか「ずっとね、この馬に乗ってきたということですが、どういう言葉を馬にかけたいですか」と引退式さながらのインタビューへと一変する。

 決め手は、この質問に答えた田辺騎手の「いや、本当お疲れさまといいたいですね」だ。

 ここまで来て周囲の違和感に気付いたのか、田辺騎手は「い、引退するわけじゃないんですけども」と慌てて“引退宣言”を否定。紫苑Sに続く“うっかり”インタビューになってしまったというわけだ。

 しかし、裏を返せば何度も勝利騎手インタビューを受けているというのは、それだけ大舞台での活躍が目立っているという事。

 秋のG1戦線も、まだ始まったばかり。この勢いなら再びG1での活躍も見込めるだろう。

 また、アルクトスも今回が初のG1勝利で、まだまだこれからの馬。

 田辺騎手同様、今後の飛躍に期待したいところだ。

JRA田辺裕信「うっかり発言」で周囲ざわめく!? 南部杯(G1)アルクトス超絶レコードで「有終の美」!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター