真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.09.12 19:00
JRAが「要求」飲んだ!? 紫苑S(G3)田辺裕信「赤っ恥」も“カット”成功で幻に……秋華賞(G1)開催“誤爆”に「えっ、今のは無しで(笑)」
編集部
本番に“不安”を残す内容……だったのかもしれない?
12日、中山競馬場で行われた秋華賞トライアル紫苑S(G3)は、5番人気のマルターズディオサ(牝3歳、美浦・手塚貴久)が完勝。チューリップ賞(G2)勝ち、阪神ジュベナイルF(G1)2着の実績馬が、上がり馬たちの挑戦を跳ね返して見せた。
「今回、開幕週もあって流れに乗って正攻法でいきました」
レース後、主戦の田辺裕信騎手がそう振り返った通り、抜群のダッシュから、すんなり2番手に付けたマルターズディオサ。内からハナを主張したショウナンハレルヤを行かせる形で、1000m通過は61.8秒。稍重であったこと考慮しても、前有利なペースに持ち込めたことは間違いないだろう。
4コーナーで逃げていたショウナンハレルヤが脱落し、先頭で最後の直線を迎えたマルターズディオサ。抜け出すのが早過ぎたため「最後は詰めが甘くなった」と課題を挙げた田辺騎手だが「押し切れたのは大きい」と相棒の成長を評価。最後はパラスアテナの猛追を封じて、先頭でゴールを駆け抜けた。
「正直、調教の段階では緩さがあって、個人的に手応えは掴めてなかったんですけど、今の状態で勝てたのは、さらに上積みがあってG1に行けるんじゃないかと思います」
今春のチューリップ賞で2歳女王レシステンシアを破る金星を上げたものの、桜花賞(G1)8着、オークス(G1)10着と悔しい思いをしたマルターズディオサ。それだけに今回の復活勝利は大きく、主戦騎手の言葉通り小さくはない上積みを持って本番に挑むことができそうだ。
ここまでは田辺騎手にとっても、最高の結果だった。しかし、喜びも束の間……最後の最後で、大きな「落とし穴」が待っていたようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
関連記事
JRA紫苑S(G3)「C.ルメール人気」のシーズンズギフトは消し! 実績馬に潜む「特大穴馬」が堅いレースをかき乱す!? 混戦レースを小点数で完全攻略を狙う!
【紫苑S(G3)枠順確定】JRA武豊×パラスアテナ、オークス3着ウインマイティー、超良血スカイグルーヴらの枠は?
JRA紫苑S(G3)マルターズディオサ「No.1」の実績はここでも通用!? 敗因ハッキリのクラシック2戦「完全休養」で状態に自信
JRA紫苑S(G3)池添謙一「ダービーを獲れる器」とまで語った兄への思い……忘れられない「あのコンビ」が妹で復活!
JRAルメール「離反」の裏にノーザンの見限り!? 紫苑S(G3)スカイグルーヴ「鞍上変更」の裏にあった前走の“対立”……