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JRAマイルCS(G1)今週の「美味しい1頭」……グランアレグリアでもサリオスでもないアノ実績馬で単勝1点勝負!【有馬記念までに目指せ50万円】

JRAマイルCS(G1)今週の「美味しい1頭」……グランアレグリアでもサリオスでもないアノ実績馬で単勝1点勝負!【有馬記念までに目指せ50万円】の画像1

 人生初の帯封ゲットを目指し、先月のスプリンターズS(G1)から始めた『秋のG1十二番勝負』。1万円を元手に有馬記念までコロガシ馬券で100万円獲得を夢みたが、第二戦の秋華賞(G1)であえなく撃沈。本命クラヴァシュドールは、見せ場なく惨敗し、予定通り「負けたら即終了」となった。しかし、その後編集長に“懇願”しつづけ、何とか許可を得てリベンジにこぎ着けた。

 厳選1頭の単複で勝負する点は変わらないが、今回はルールを少し改定。

・マイルCS(G1)から有馬記念(G1)のG1・7レースで最終的に50万円を目指す
・予算は10万円
・ホープフルS(G1)までは基本的に1レース1万円以上を賭ける
・最終戦となる有馬記念では最低50万円、状況次第で100万円を狙う

 今回は“コロガシ”ではないため、負けを恐れず最初から穴馬で攻めるつもりだ。

 22日に開催されるマイルCSは、過去10年すべてで1番人気が敗れており、波乱に期待がかかる。しかし、この秋のG1は先週のエリザベス女王杯(G1)まで1番人気が5連勝中。1番人気濃厚のグランアレグリアと“幻の2冠馬”サリオスの強さは認めつつ、2頭以外から“美味しい1頭”を探しあてたい。

 レースのカギを握るのは、やはりグランアレグリアだろう。金曜日に枠順が発表され、2枠4番に収まった。前走は速い流れのスプリント戦で後ろからの競馬になったが、今回は2ハロンの延長で枠も内目。鞍上のC.ルメール騎手は包まれるのを嫌って前につける可能性が高そうだ。そうなると前走のような末脚を発揮できないとみる。

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 そこで浮上するのがグランアレグリアと同じ4歳馬で、過去3度対戦しているアドマイヤマーズだ。過去の対戦を振り返ってみると、最初の朝日杯FS(G1)では、先行したグランアレグリアをアドマイヤマーズが徹底マーク。4角で馬体を併せにいくと、グランアレグリアは失速。最後は0秒3差をつけ、アドマイヤマーズが金星を挙げた。

 2度目の対戦は、昨年のNHKマイルC(G1)。ここでもアドマイヤマーズが前を行くグランアレグリアを射程に入れ外目を追走。4角で間に1頭を置いて並びかけると、直線で狭いところに入ったグランアレグリアを尻目に差し切り、G1・2勝目を飾った。

 3度目の対戦は、グランアレグリアがアーモンドアイを撃破した今年の安田記念(G1)。アドマイヤマーズは6着に敗れたが、半年ぶりの競馬で本来の力を出し切れなかったのは明白。この敗戦は軽視していいだろう。

 アドマイヤマーズを本命とした最大のポイントは枠の並びだ。2枠グランアレグリア、その少し外の4枠にアドマイヤマーズというのは朝日杯FSと全く同じ。グランアレグリアを見ながら2年前と同じような競馬に持ち込めれば、復活劇を遂げてもおかしくないだろう。

 前走のスワンS(G2)では3着に敗れたが、これも苦手の休み明けで、あくまでも叩き台。狙うなら叩き2戦目で、人気落ちが濃厚のここしかない。

 昨年11月に逝去した近藤利一氏の一周忌を終え、陣営も復活Vの報告を天国に届けたいはず。ミスも許される今回は単勝1点で大勝負する。

【本命】
アドマイヤマーズ
【買い目】
単勝10000円

(文=中川大河)

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