真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.11.30 17:00

JRAジャパンC(G1)3連複300円超えの「290円」を記録した絶対王者。アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト超え「衝撃記録」の裏側
編集部
29日に行われたジャパンC(G1)は1番人気アーモンドアイが優勝。2着に2番人気コントレイル、3着に3番人気デアリングタクトと3強での決着となった。
3冠馬対決を制したアーモンドアイは自身が持つ芝G1の最多勝記録を「9」に更新。まさに名実ともに最強馬のままターフを去るになった。
世紀の一戦として大きな注目を集めたジャパンCは、272億7433万4600円の売り上げを記録。前年比147.5%と驚異の売り上げアップは、それだけファンの関心が高かったことを物語っている。
また、圧倒的な人気を集めた3頭による決着ということで、3連複の配当は300円、3連単の配当は1340円となり、JRA・G1の最低払戻金額を更新することになった。これまでの記録は3連複が2019年のホープフルS(G1)で580円、3連単が2011年の菊花賞(G1)で2190円だった。
記憶に新しい19年のホープフルSはコントレイル、ヴェルトライゼンデ、ワーケアの上位人気3頭で決着。前哨戦を強い勝ち方で制した馬たちが、そのままG1でも実力を発揮するという結果だった。
また、11年の菊花賞もオルフェーヴル、ウインバリアシオン、トーセンラーの人気順で決着。1、2着馬が日本ダービー(G1)、神戸新聞杯(G2)と全く同じ顔触れだったため、3連単の軸として信頼できたという背景も低配当の要因である。
今回のジャパンCはそれを超える低配当だったということは、それだけ3強の存在が圧倒的だったと言えるだろう。
だが、J・G1まで範囲を広げると、これを超える超低配当となったレースも存在する。
PICK UP
Ranking
11:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
関連記事
JRA「何故」オジュウチョウサンは敗れたのか。京都ジャンプS(G3)障害界の絶対王者にとって約4年ぶりの「苦手レース」と、主戦騎手が語った敗因とは
JRA「偉業」の年! アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト……最後の締めは「あの馬」しかいない!? 「全弟」勝利で繋いだバトン
JRA「世紀の期待外れ」“元”超大物フォイヤーヴェルクがついに本領発揮! 新潟ジャンプS(G3)6馬身差圧勝で、オジュウチョウサンが待つ頂上決戦へ!
JRA絶対王者オジュウチョウサン「弟」コウキチョウサンが障害2勝目!一方、1番人気馬まさかの“飛越拒否”で騎手落馬
JRAダノンキングダム「20馬身大逃げ」から大差勝ち! 障害界の絶対王者オジュウチョウサンに挑戦状も、克服すべき「課題」