JRA武豊「楽に勝ってた」「失敗ですね」あの“大物3歳馬”の痛恨敗戦に未練タラタラ!? 「素質はかなりある」とベタ惚れする逸材がアドマイヤビルゴの“前座”に登場

2020年、2年ぶりのG1未勝利に終わってしまった武豊騎手。2021年は、そんな競馬界のレジェンドにとって巻き返しを図るシーズンになる。
だが、肝心要の牡馬クラシックを戦うお手馬が、昨年12月の朝日杯フューチュリティS(G1)で7着のドゥラモンドと、ホープフルS(G1)で3着のヨーホーレイクでは、やや物足りない印象だ。
一昨年の菊花賞(G1)こそワールドプレミアで勝った武豊騎手だが、こと皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)から成る春のクラシック二冠は近年5年、すべて4番人気以下に騎乗して苦戦が続いている。
毎年のように主役級からは一歩足りない馬に騎乗しては善戦するも、やはり一歩足りず……といった競馬が続いている印象だ。
今後もドゥラモンドやヨーホーレイクの成長に期待したいところだが、それ以上に可能性を感じさせるのは、やはり「別路線組」の存在だろう。特に以前から武豊騎手が格別の期待を寄せているのが、ディープモンスター(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
昨夏のデビュー戦の返し馬で武豊騎手を振り落として除外になるという“大物ぶり”を発揮したディープモンスターは、仕切り直しとなった10月の新馬戦を快勝。しかし、連勝が期待された12月のエリカ賞(1勝クラス)では、単勝2.2倍の1番人気に推されたものの2着……キャリア初の敗戦を喫し、クラシック挑戦へ暗雲が立ち込めている状況だ。
だが、主戦騎手の評価は相変わらず極めて高いようだ。
武豊騎手は12月、自身がパーソナリティを務める『武豊TVll』に出演。詳細はぜひ番組をご覧いただきたいが、話題がディープモンスターに及んだ際、改めて「良い馬なんですよ、この馬」とベタ褒めしている。
エリカ賞では上がり最速の末脚を繰り出したものの、前が止まらずに半馬身差の2着に敗れたが、番組内でも「もったいない競馬」「残念なレース」「きっちり決めたかったですね」と、反省の弁が続々……言葉の節々からも、ディープモンスターに対する熱い期待が伝わってくる口調だった。
「道中でペースが緩んだ際に、ポジションを上げようか迷ったそうです。結局、1番人気馬ということもあって慎重に運びましたが、結果的に前にいたニホンピロマリブの位置を取れていれば『楽に勝ってた』『失敗ですね』と悔やんでいました。
レース直後には『4コーナーから直線にかけて前の馬(ニホンピロマリブ)が外に来て、ロスがありました』と鞍上の小牧太騎手をチクリ……。番組内でも『小牧さんが動くんじゃないかなと思ったけど、動きませんでしたね』と改めて語っていた通り、武豊騎手にとっては先輩ジョッキーに思わず愚痴をこぼしてしまうほど受け入れがたい敗戦だったのでしょう」(競馬誌ライター)
「まだまだ良くなりそうな部分がたくさんあるし、素質はかなりあると思います」
武豊騎手が改めて高評価するディープモンスターは、仕切り直しの一戦として、17日に中京の芝2200mで行われる梅花賞(1勝クラス)に出走を予定している。当日のメインレース日経新春杯(G2)には、話題の6億円ホース・アドマイヤビルゴとのコンビも決まっているだけに、武豊騎手としては気合の入る一日になりそうだ。
果たして、レジェンドジョッキーの“秘密兵器”は、無事にクラシック路線に乗れるのだろうか。次は負けられない一戦になりそうだ。
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