甘デジ「好条件」優遇で“激アマ”!? 「別格のポテンシャル」を秘めた新機軸パチンコ!!【甘デジ優秀マシン列伝】

　シリーズ累計900万部の発行部数を誇るライトノベルをアニメ化し、絶大な人気を誇る「緋弾のアリア」とタイアップした『PA緋弾のアリアIII FW設定付』はパチンコシリーズ4作目となるマシンの甘デジタイプ。

　その名のとおり、最近ではすっかりメインストリームの端っこに追いやられてしまった大当り確率の設定機能を搭載したマシンだが、その設定に明確な差を設けているのが特徴となっている。

　設定1は1/99.9とこれまで通りだが、設定6はなんと1/59.9と1/60を切る破格の数値。さらに設定4は1/80.9、設定5が1/69.9と高設定の優遇率はこれまでの設定付きパチンコのなかでも一際強調されたものとなっていて、これまで以上に勝敗に大きな影響を与えるスペックなのである。

　まだ詳細はわからないが、ミドルタイプに搭載されていた設定看破要素が継承されているならば、設定変更時に発動する朝イチのボタンガックンをはじめとした「どきどきチャンス予告」「大当り時のアリアボイス」「Hysteria Rush終了画面」の各設定推測演出は要チェックである。

　このように、これまでにない大当り確率の設定が搭載されているマシンだが、「これまでにない」といえば、本機の連チャンシステムも非常に斬新なシステムが採用されている。それが時間管理型の連チャンゾーンがメインで展開する「Hysteria Rush」なのである。

　時間が連チャンに影響を与えるシステムとしては『CR牙狼外伝 桃幻の笛』や『CR銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』、『CRA大江戸学園～神～』などが存在したが、それらの仕組みをベースに構築されたオリジナリティの高いゲーム性となっている。

　ざっくりいうと、付与された時間内であれば何回でもV入賞する小当りが抽選される仕組みとなっていて、その回数がそのまま連チャンとなるのである。時間の長さ＝ごほうびタイマーに表示された数値が「0」になるまで1/1.9の当りをどれだけ引けるか。これが本機の連チャンの正体である。

　もう少し専門的な話をすると、ごほうびタイマーの時間は特図1の変動時間となり、その間に同時変動している特図2で小当り抽選が発生。1/1.9の小当りに当選すればV入賞が行われ大当りが発動するが、大当り中は特図1の変動がストップするので、時間内であれば何度でも小当り抽選→V入賞を繰り返すことができるのである。

　特図1＝ごほうびタイマーの最大値は8：08。特図2の変動時間によって連チャン率が変化するのでここがわからないとはっきりしたことは言えないが、理論上の最大獲得出玉が約4650個となっているので16回ほど当るとすると、特図2の変動時間は約30秒あたりか。

　要するに、RUSH中は30秒に1回大当りのチャンスがやってくるイメージで、表示される時間が長いほどアツくなれるわけである。最短の時間設定が1分58秒なので最低でも4回のチャンスが到来する。情報サイトに記載されている「セット」や「回」が期待できる抽選回数となっているのかもしれない。

　そして、時間が「0」になると今度は残保留1回転で1/1.9を引き当てる勝負となり、ここで大当りすれば再び上記で展開した時間管理型のシステムが発動されるのである。この引き戻し率が約51％。ここも出玉増加のポイントとなる。

　これまでにない新感覚の連チャンを手軽に体験でき、破格の大当りと最大期待出玉が内蔵された魅惑の甘デジがこの『PA緋弾のアリアIII FW設定付』となるのである。

（文＝大森町男）

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