
JRA藤田菜七子「操縦不能」最下位大敗に厳しい声続々……クイーンC(G3)「コントロールが利きませんでした」”レース不参加”レッジャードロ16着
13日、東京競馬場で行われたクイーンC(G3)は、2番人気のアカイトリノムスメが重賞初制覇。母に三冠馬アパパネ、父にディープインパクトを持つ超良血馬がクラシック戦線に堂々の名乗りを挙げた。
勝った鞍上の戸崎圭太騎手は、今年1月の愛知杯(G3)に次ぐ重賞2勝目。昨年は落馬負傷のリハビリで上半期の大半を戦線離脱していただけに、今年は春から大きな存在感を見せてくれそうだ。
一方、自身初、そして女性騎手初の芝重賞制覇を期待されたが、ほぼ見せ場を作ることなく最下位16着に大敗したのが、6年目の藤田菜七子騎手だ。
「コントロールが利きませんでしたね……」
日本競馬で主流となる芝の重賞、そしてクラシックへの道はやはり険しいのだろうか。これまでダートでは重賞を勝っている一方、芝では4着が最高という藤田菜七子騎手にとって、今回騎乗したレッジャードロ(牝3歳、美浦・戸田博文厩舎)は6番人気と、決してチャンスがない馬ではなかった。
デビュー戦は出遅れながらも、上がり3ハロン2位に1.4秒差をつける”異次元”の末脚で殿一気。レース後には藤田菜七子騎手が「まだ余裕があった」と言えば、順調だったこの中間も「本当にいいスピードを持っている」「東京コースは合うと思う」「この先も楽しみな馬」と景気のいいコメントが続々……。
藤田菜七子騎手本人はもちろん、周囲の期待も大きく膨らんだ中での重賞挑戦だった。
しかし、レースではスタートで大きく出遅れると終始最後方のまま、ほぼレースに参加できずに最下位でゴール……。人馬にとって、極めて厳しい結果に終わってしまった。
無論、この結果にガッカリしたのは応援していたファンも同様だ。レース後にはSNSや掲示板で「故障とかじゃないんだよね……?」「ここまで酷いレースになるとは」と落胆の声が続々……。
中には「これだから重賞勝てないんだよ」「もう乗り替わってほしい」といった藤田菜七子騎手に対する厳しい声もあった。
PICK UP
Ranking
23:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「やはりポンコツやな」元JRA藤田伸二氏が激怒!? 有馬記念(G1)ステラヴェローチェの乗り替わりに不満隠せず
関連記事
JRA藤田菜七子「うまく乗れなかった」素質馬で芝重賞制覇の大チャンス!? コパノキッキング「降板」の憂さ晴らしは“壁”の突破次第か
JRA藤田菜七子「非情」の乗り替わりでコパノ“ショッキング“!? 遠征敢行もサウジカップデー乗り馬なしの危機……。最後の望みはアノ騎手の騎乗停止か
JRA若手穴騎手・森裕太朗が「内助の功」でブレイク必至!? 2021年好スタートで同期のライバル・藤田菜七子、坂井瑠星超えも夢じゃない?
JRA藤田菜七子は何故「サウジ遠征」を断念したのか。昨年、武豊と招待されるも遠征直前に「悔し過ぎる」アクシデント
JRA藤田菜七子「うまく乗れませんでした……」も衝撃の末脚で殿一気! 父ドゥラメンテを彷彿「狂気の怪物」で見えた悲願のG1制覇