GJ > 競馬ニュース > マイネルを制する者は「馬券」を制す?
NEW

JRAマイネル軍団を制する者は「馬券」を制す!? 好配当の使者は「過小評価」メインレース「ベタ買い」で驚愕のデータ!

 27日、3場の競馬場で行われたメインレースは、全て「マイネル軍団」が制圧した。

 中山競馬場では、2011年に岡田繁幸総帥率いる「マイネル&コスモ軍団」の傘下となった株式会社ウインのウインカーネリアンが優勝。阪神競馬場、小倉競馬場ではサラブレッドクラブ・ラフィアンのマイネルユキツバキとマイネルアルケミーが勝利を飾っている。

 中山競馬場で行われた幕張S(3勝クラス)と、阪神競馬場で行われた仁川S(L)は3番人気での勝利。小倉競馬場で行われた帆柱山特別(2勝クラス)は4番人気での勝利となったが、2着もビッグレッドファームのコスモカルナックだった。

「マイネル軍団」といえば岡田繁幸氏が率いるグループの総称として使われることが多く、岡田氏自身が設立したサラブレッドクラブ・ラフィアン(冠名マイネル)、ビッグレッドファーム(冠名コスモ)、ウイン(冠名ウイン)などがこれにあたる。

 メインレースでの勝利となると、近年は社台グループ(社台レースホース、サンデーレーシング、シルクレーシング、キャロットファームなど)を目にすることが多いが、それもそのはず。高額で売り買いする社台ファームとは方向性が異なり、どちらかといえばリーズナブルな価格帯での売り買いが多いからだ。

 勝ち馬の3頭は全て一口馬主クラブの所有馬だが、ウインカーネリアンは総額2600万円、マイネルユキツバキは総額2200万円、マイネルアルケミーに至っては総額1500万円と、社台グループの一口馬主クラブと比較すれば価格設定は低いといえるだろう。

 G1シーズンは毎週のように社台グループのノーザンファーム生産馬が重賞を勝利し、「安い=弱い」というイメージを持っているファンも少なくないはずだ。

 そんなイメージからか人気にもなりづらく、まさに今回の結果も「過小評価」が好配当をもたらしたともいえるだろう。

 しかし、そのイメージもあり馬券的にはファンに大きく貢献。基本的にメインレースとなる「11R」では、高回収率を誇っている。

■11Rでのラフィアン、ビッグレッド、ウイン 昨年成績
(成績、勝率、連対率、複勝率)
【6-8-6-118/138】4.3% 10.1% 14.5%

 馬券内率自体は決して高くないが、回収率では単勝「146%」、複勝「103%」とどちらも100%を超えており、昨年は「11R」という理由だけで「ベタ買い」してもプラス回収となっているのだ。

 さらに美浦所属馬に限定すると、以下の成績となる。

■11Rでのラフィアン、ビッグレッド、ウイン 美浦所属馬・昨年成績
(成績、勝率、連対率、複勝率)
【5-6-5-89/105】4.8% 10.5% 15.2%

JRAマイネル軍団を制する者は「馬券」を制す!? 好配当の使者は「過小評価」メインレース「ベタ買い」で驚愕のデータ!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  3. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  4. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  5. 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
  6. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  7. C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか
  8. UAE競馬史上「最強」のジョッキーが短期免許で日本初参戦! ステレンボッシュ、シックスペンスの名門も「いい馬を用意している」
  9. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  10. “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル