GJ > 競馬ニュース > 「マイネル軍団の刺客」が物議!?
NEW

JRA「マイネル軍団の刺客」が物議!? ターコイズS(G3)スマイルカナ「ハナ争い」に伏兵強襲でトロワゼトワル2年連続最下位に轟沈……

JRA「マイネル軍団の刺客」が物議!? ターコイズS(G3)スマイルカナ「ハナ争い」に伏兵強襲でトロワゼトワル2年連続最下位に轟沈……の画像1
スマイルカナ JBISサーチより

 まさに絵に描いたような“漁夫の利”の勝利だった。

 19日、中山競馬場で行われたターコイズS(G3)は、1番人気のスマイルカナ(牝3歳、美浦・高橋祥泰厩舎)が優勝。今年の桜花賞(G1)3着の実力馬が、得意の中山マイル戦で嬉しい重賞2勝目を飾った。

 今年のターコイズSは、スマイルカナとトロワゼトワルという強力な逃げ馬2頭の「ハナ争い」が大きな注目点の1つとなっていた。

 今秋に同じ中山1600mで行われた京成杯オータムH(G3)では、逃げたスマイルカナをトロワゼトワルが2番手から捉えてのワンツーゴール。今回も同じような結末を予期したファンも少なくなかっただろう。

 しかし、トロワゼトワルが57kg(牡馬換算59kg)のハンデを背負わされ、さらには中山1600mで不利とされる大外枠に入れられたことで状況は一変……最終的にトロワゼトワルは10番人気という低評価に甘んじ、楽に逃げられそうなスマイルカナが1番人気に推されるなど、明暗が大きく分かれた。

 だが、レースではトロワゼトワルが意地のハナ主張。敢然と先頭に立つと、京成杯オータムHとは真逆の展開となった。これで火が付いたスマイルカナが追い掛けようとしたが、そこに割って入ったのがクリスティだ。外から猛然と追い上げると、一時はトロワゼトワルを交わしてハナに立つ勢いだった。

JRA「マイネル軍団の刺客」が物議!? ターコイズS(G3)スマイルカナ「ハナ争い」に伏兵強襲でトロワゼトワル2年連続最下位に轟沈……の画像2

 逆にこれで落ち着きを取り戻したのが、スマイルカナだ。レース後、主戦の柴田大知騎手も「今日は折り合いもついて100点満点の競馬」と語った通り、3番手で折り合いもピタリ。結果的には、これが最大の勝因と言えたかもしれない。

 一方のトロワゼトワルは、伏兵にハナを叩かれる予想外の展開。もう一度先頭に立ち、レースの主導権こそ取り返したものの、最後の直線ではすでに脚が残っておらず、ズルズルと後退……。屈辱の2年連続最下位となった。

 この結果を受け、注目されたのはやはり展開を大きく左右したクリスティだ。

JRA「マイネル軍団の刺客」が物議!? ターコイズS(G3)スマイルカナ「ハナ争い」に伏兵強襲でトロワゼトワル2年連続最下位に轟沈……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. JRA「パワハラ訴訟」渦中もノーザンファームからの信頼は急上昇!? 藤沢和雄、堀宣行ら関東の名伯楽に迫る勢い、快進撃続く木村哲也調教師の「生き残り戦略」とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!