
JRA横山武史フラワーC(G3)「最下位」大敗も問題なし!? 「姉クラス」と期待される大物オークス馬妹で「騎乗停止」に泣いた昨年のリベンジへ
20日、中山競馬場で行われたフラワーC(G3)は、丸田恭介騎手が騎乗したホウオウイクセルが優勝。この日、リーディング上位騎手が阪神、中京に流れる中、今年まだ1勝の丸田騎手がクラシック参戦のチャンスをものにした。
一方、フラワーCで騎乗した騎手の中では最もリーディング上位の横山武史騎手は、フミチャンに騎乗し16着と最下位に敗れている。
レースでは中団に位置取った横山武騎手だが、4コーナーでフミチャンはズルズルと後退。最後方までポジションを下げると、強く追われることなくゴールした。
前走まで三浦皇成騎手が騎乗していたフミチャンだが、4戦目の未勝利戦を勝ち上がったのはダート戦。今回、三浦騎手は3番人気のイズンシーラブリーに騎乗し、4着と上位争いを演じている。横山武騎手はジョッキー不在となったフミチャンに騎乗した形だが、本来であればオメガロマンス(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎)への騎乗を予定していた。
フラワーCは1勝馬が16頭登録しており、オメガロマンスもその1頭。「16分の11」という抽選から漏れ除外となったのだ。
事前に斎藤誠調教師が『日刊スポーツ』の取材に対し「素質があるし、通用していいと思います。1600mは忙しいし1800m、2000mあたりがいいかも」と話していたオメガロマンス。距離適性から1800mのフラワーCに登録したが、出走は叶わなかった。
だが、この抽選漏れが横山武騎手に幸運をもたらすかもしれない。
「フラワーCは除外となってしまいましたが、来週は中山2000mの牝馬限定戦・ミモザ賞(1勝クラス)が控えています。フラワーCへの出走を予定していたわけですから、マイルが短いとなるとミモザ賞に登録する可能性は高いのではないでしょうか。
オークスを目標としているようなので、順調にいけばフローラS(G2)、オークス(G1)というローテが濃厚だと思いますよ」(競馬記者)
ミモザ賞、フローラS、オークスというローテは、昨年のウインマリリンと同じ。横山武騎手にとっては、ミモザ賞、フローラSと連勝し、重賞初制覇を飾った縁起のいいローテーションだ。
オークスは騎乗停止により父の横山典弘騎手に乗り替わったウインマリリンだが、デアリングタクトの2着。7番人気ながらも、その後の三冠馬に半馬身差と健闘した。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA最強の「幸運馬主」Dr.コパが語るヤナガワ牧場「大成功」秘話!キタサンブラック、コパノリッキーが誕生したのは「〇〇」のおかげ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 帝王賞(G1)古川吉洋「暴走」で「武豊×テイエムジンソク」チェンジの可能性……個人馬主と「逃げ」という共通点
関連記事
JRA横山武史タイトルホルダー「コンビ解消」も安心できない裏事情!? ライバルにさらわれた意中の恋人、無敵のコンビを襲った2年前の悲劇
JRA偉大な父・横山典弘と徹底比較! 令和の名ジョッキー襲名への伏線、横山武史の「代打職人」ぶりがスゴすぎる!?
JRA横山典弘「重賞未勝利」もご満悦!? 騎乗停止もあり「未だ6勝」波に乗れていない男が「素直に喜べる」理由とは
JRA番外編は「貫録」見せつけたダノンザキッド川田将雅の圧勝!? 弥生賞(G2)勝って歯切れ悪いタイトルホルダー横山武史、それぞれの思惑に確たる隔たり……
JRAエフフォーリア「だけじゃない」C.ルメールも羨む超豪華ラインアップ!? 桜花賞(G1)騎乗も決定! 横山武史に続々集まる良血馬