JRA アーモンドアイ、グランアレグリアもソダシに完敗!? 桜花賞(G1)歴史的名牝すら「二桁着順」レベルの迷走に”やり過ぎ”の声

11日、阪神競馬場で行われた第81回桜花賞(G1)は、昨年の阪神JF(G1)勝ち馬ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)がレコードタイムで優勝。クビ差の2着にC.ルメール騎手の1番人気サトノレイナス、3着には福永祐一騎手が騎乗した8番人気の伏兵ファインルージュが入った。
勝ったソダシはデビューから無傷の5連勝。重賞4連勝で2歳女王に続き桜の女王も射止めた。同馬を所有する金子真人オーナーはレース後、「今後?たぶんオークス(G1)でいいと思います」と話しており、次走は樫の舞台になることが有力だ。
ところで、先の桜花賞。驚いたのは、やはりソダシが記録した1分31秒1の走破時計ではないだろうか。従来の桜花賞レコードは2019年にグランアレグリアが記録した1分32秒7であったが、それを1秒6も上回る結果となった。阪神競馬場の芝1600mのレコードは2017年にブラックムーンが米子S(当時OP)で記録した1分31秒9だが、それすらも0秒8更新している。
週中に快晴の日が多く、また先週までのAコースからBコースに変更した影響もあってか、先週の阪神は土曜日から好時計が連発した。桜花賞の1つ前のレースである大阪―ハンブルクC(OP)でも、芝2600mの日本レコードとなる2分35秒1が記録されていた。
レコードで決着するレースは確かに見栄えが良さそうでもあり、見ているファンも興奮するのかもしれない。だが、あまりに速過ぎると脚元への不安も気になって来る。
今年の桜花賞では、13着だったエリザベスタワーまでの馬が、従来のレコードホルダー・グランアレグリアよりも速いタイムでゴール板を駆け抜けている。18頭立ての最低人気で14着に敗れたブルーバードですら、桜花賞歴代2位の勝ち時計だった、アーモンドアイを上回っているのだ。

2018年の桜花賞。先に抜け出した1番人気のラッキーライラックを大外から豪快になで斬り、アパパネが持っていた従来のレコードを更新するタイムで駆け抜けたアーモンドアイ。しかし、単純に時計だけを比較した場合、アーモンドアイやグランアレグリアの勝ちタイムを今回の桜花賞に当てはめると、二桁着順ということになってしまう。
今年の阪神開催は、開幕週に行われた阪急杯(G3・芝1400m)が1分19秒2のレコード決着。先月27日の毎日杯(G3・芝1800m)でも1分43秒9のレコードタイムが記録されている。
元々が速い傾向にあったのかもしれないが、それでも桜花賞のレース後、ネット上の掲示板やSNSでは一部のファンから「いくら何でも速過ぎる」「馬場造園課はやり過ぎではないのか」といった声も出ていたように、「高速」どころか「超速」馬場だったといえそうだ。
18日、中山競馬場では牡馬クラシック第1弾である皐月賞(G1)が行われる。中山競馬場も先週の時点でだいぶ時計は出ていたようだが、果たして皐月賞はどのようなタイムで決着することになるのか、気になるところである。
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