
JRA ケイデンスコール「大激走」にファンはぬか喜び!? 安田記念(G1)川田将雅ダノンキングリー感動戴冠の裏で……、大本命グランアレグリア「ノーマーク」が招いた大誤算

先週、東京競馬場で開催された春のマイル王決定戦・安田記念(G1)は、8番人気の伏兵・ダノンキングリーが優勝した。
また、同馬は最下位に敗れていた昨秋の天皇賞(G1)以来の休み明け。昨年、5番人気で7着に敗れた同舞台で1年越しのリベンジを決めた。3歳時はクラシック候補として人気を集めた実力馬もG1タイトルには縁がなかった。
川田将雅騎手としては、これまで大舞台で幾度も苦杯を嘗めさせられてきた、天敵・C.ルメール騎手の大本命グランアレグリアの連覇を阻んだ大金星。初騎乗ながら見事な手綱捌きで1年3カ月ぶりとなる勝利へと導いた。
「これまで沢山共に競馬をしてきましたし、ずっと見ていました。元々能力の高い馬、なかなかG1で結果を得ることはできませんでしたが、こういうメンバー相手でも勝ち切れる能力の高さがこの馬本来の姿だと思います」
クラシックを争ったライバル・ヴェロックスの背中でダノンキングリーの走りを見ていた経験も、初コンビとは思えない息の合ったプレーに繋がった。
そんな名勝負が繰り広げられた一方で、残念な実況をしてしまったのが『KEIBA BEAT』(関西テレビ)内での放送だ。
「さあ、グランアレグリアの連覇なるか、それとも逆襲の刃か?安田記念、今スタートが切られました」
レースが始まり、各馬の位置取りを視聴者に説明していく。
断然人気グランアレグリアの動向も「五分のスタートです」としっかりチェック。前から順にインディチャンプ、シュネルマイスター、ダノンキングリー、サリオスなどの名前を挙げていく。
中団からはケイデンスコール、「この後ろからこの後ろから紅一点の女傑、G1・5勝グランアレグリア後方4番手」と、“しっかり”伝えることに成功していた。
3コーナーを過ぎ、各馬の動きが激しくなり始めたあたりで、徐々に綻びを見せ始める。
PICK UP
Ranking
23:30更新JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
関連記事
JRA 武豊「最低人気」カデナで魅せた最短ワープ!? 安田記念(G1)名手の技が冴えた「秘策」がズバリ、「4年8カ月」ぶりのタッグが生んだ意外な記録とは
JRA「笑わない男」川田将雅の笑顔が大反響!?「マスク取ってほしい」「こっちも嬉しい気持ちに」ダノンキングリーだけじゃない。「もう1つ」の復活させたもの
JRA アーモンドアイら「特別な5頭」ダノンキングリー安田記念(G1)制覇は必然!? 埋まった“最後のピース”に思い出される「府中の女傑」
JRA安田記念(G1)シュネルマイスターが3着激走! “弱小”コントレイル世代に“圧勝”で「3歳世代」のハイレベルを証明!?
JRAサリオス「不可解騎乗」でドン詰まり……安田記念(G1)松山弘平「位置を取れなかった」ベスト舞台で凡走に春全休コントレイルとの「共通点」