パチスロ「1G連を意図的に生み出す」合法連チャン機！【4号機「ストック機」時代～ブラックジャック777編～】

編集部

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　4号機時代の2000年末、サミーの伝説的名機『獣王』の誕生に端を発した爆裂AT機時代。常に高確率で成立する小役の入賞をナビによって手助けすることで大量出玉を生み出す高純増AT機が続々とリリースされる一方、ボーナス抽選の部分についても新たな解釈が加わり、ボーナスフラグ成立後の一般遊技中にもボーナス抽選を行う「ストック機能」が登場した。

　その記念すべきストック機能搭載第1弾は、ネットの『ブラックジャック777』。6号機としても昨年8月に『ハイパーブラックジャックVer.Enako』が登場したことから、同シリーズを知る者は多いだろう。もちろん、同シリーズの元祖でもある。

　漆黒の筐体がひと際目を引く本機はビッグとREG、2種類のボーナスに加えてAR機能「ストックタイム」を採用しており、このストックタイムへはビッグ成立と同時に必ず突入。ストックタイム中はリプレイ確率が約1.2分の1まで大幅アップし、逆押し消化で1Gあたり約0.5枚のコイン増加が見込める。

　ストックタイムは33Gor777Gで、33G目に液晶で継続ジャッジ。基本的にストックタイムは規定ゲーム数消化orビッグ入賞で終了するが、逆押し消化では制御上、絶対にビッグが揃わない仕組みで、その上、消化中は内部的にボーナス抽選→当選分は全て規定ゲーム数消化後にまとめて1G連で放出される。

　33Gで複数個のストックは難しいが、777Gが選ばれた場合は平均して4.1個～5.7個のボーナスストックに期待できることから、一撃数千枚クラスの出玉を吐き出すこともあるわけだ。

　スペックの詳細を述べると、ビッグ確率は設定1：399.6分の1～設定6：240.9分の1、REG確率は設定1＆2＆3：655.3分の1～設定5＆6：546・1分。機械割は設定1：95.0％～設定6：119.9％と、最高設定の高いポテンシャルは冒頭で述べた『獣王』にも匹敵し、首尾よく最高設定を掴み取れれば夢の万枚も十分に狙えた。

　導入当初、本機は「合法的連チャン機」とも呼ばれ、多くのファンを魅了。この「リプレイ確率が大幅アップするストックタイム中に自力で貯めて一気に放出する」ストック機能は後に「サイレントストック」機能へと徐々に進化し、爆裂AT機とともにホールを盛り上げていったのである。