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JRA「格の違い」を見せつけられた元主戦は何を思う?「誰よりも、この馬の力を出せる――」から1年半、今年2月に油断騎乗、現在66連敗中……

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 29日、小倉競馬場で行われた小倉日経オープン(OP、芝1800m)は、3番人気のプリンスリターン(牡4歳、栗東・加用正厩舎)が勝利。本馬にとっては2019年9月以来、約2年ぶりとなる嬉しい復活星となった。

「調教で能力があるのはわかっていました」

 そう話すのは、勝利の立役者となった松若風馬騎手だ。「ちょっとタイミングが悪かったけど、リカバーできました」と振り返った通り、スタートはやや出遅れ気味だったが、鞍上が上手く促して好位へ。

 残り1000mを切った辺りからじょじょにポジションを上げると、4コーナーでは2番手まで浮上。最後は2着ダブルシャープとの追い比べを制して、久々の美酒に酔った。

 2歳の朝日杯フューチュリティS(G1)では、15番人気の低評価を覆して5着に好走。シンザン記念(G3)2着や、アーリントンC(G3)3着といった経験のある実績馬が、秋の大舞台に向けて再び賞金加算に成功した格好だ。

「この馬の根性を活かした松若騎手の好騎乗が光りましたね。『前回はゲートで暴れた』と話していた通り、前走の米子S(L)はスタートで後手を踏んで後方からの競馬になってしまいましたが、今回は上手にリカバリーして好走パターンに持ち込んでいました。

プリンスリターンの父ストロングリターンが安田記念(G1)を勝ったのは6歳春。奥手の血統だと思いますし、賞金加算に成功したことからも今後が楽しみな存在になりそうです」(競馬記者)

 ただ、そんな華々しい復活劇の一方で、この結果を複雑な思いで受け止めているであろう騎手がいる。元主戦の原田和真騎手だ。

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