パチスロ「闇の帝王の血を受け継ぎ爆裂化」~3号機名機伝説『ミスターマジック』編~【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.62】
喉元すぎればなんとやら…というやつか。
これまでにも書いてきたとおり、基板改修・再封印作業が完了した1992年夏から秋にかけ、3号機時代の最後を暴れ回ることになる新勢力が「待ってました!!」とばかりに、立て続けに市場に投入された。
パル工業の『ペガサス412』、タイヨーの『トライアンフ』、そして…今回取り上げるサミー工業(当時)の『ミスターマジック』である。
本作は、『アラジンⅡ』の基本仕様を受け継ぐ、シングルボーナスの集中役を搭載したA‐C機。
ただし、集中役「マジックチャンス」の当選確率は前作の「アラジンチャンス」と比べると低めに抑えられており、集中役での一気大量獲得よりもボーナスの連続性に置いたスペックとなっていた。
まぁ、もちろんこれはノーマルでのお話。なんせ、先代の『アラジンⅡ』は、裏バージョンの多彩さから「闇の帝王」とまで言われた猛者である。当然というか必然的にというか、市場の期待やニーズに応えるがごとく、デビュー即裏モノ化するのであった。
例によって、裏バージョンには様々な種類があった。
ノーマルをほんの少し荒くしたような、BR両ボーナスと集中役がミックスになって連チャンするもの。あるいは、集中役が契機となってビッグ主体の激しい連チャンが発生するもの。そして、集中役にはほとんど入らず、BR両ボーナスのみが連チャンするもの──。
さすがは、「闇の帝王」の後継機。導入された地方や店舗によってその挙動は様々で、どんなバージョンなのかを探りながら勝負するのも、当時の裏モノ打ちにとっては醍醐味であった。
ちなみに、『トライアンフ』と同様に「5400段階設定バージョン」もあったようだが、そもそも設定次第でどんな波でも自在に演出できるため、どれがそうなのかは外側からは判断できなかった。
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