GJ > 競馬ニュース > 藤田伸二氏 最終週の“大外競馬”にぼやき…
NEW

元JRA藤田伸二氏「こんなの競馬じゃねぇよ」新潟記念(G3)最終週の“大外決着”にぼやき……「やっぱり見ていて面白くないわ」

【この記事のキーワード】, ,

元JRA藤田伸二氏「こんなの競馬じゃねぇよ」新潟記念(G3)最終週の大外競馬にぼやき……「やっぱり見ていて面白くないわ」の画像1

 5日、新潟競馬場で行われた新潟記念(G3)はM.デムーロ騎手が騎乗した12番人気の伏兵マイネルファンロン(牡6歳、美浦・手塚貴久厩舎)が優勝。オープンに昇級して15戦目、湾岸S(3勝クラス)を勝った19年4月以来、実に2年5か月ぶりとなる勝利を挙げた。

 テン乗りで大仕事をやってのけたデムーロ騎手は「スタートは出負けして後ろからになりましたが、離れた後ろでもリズムはとても良かったです。道中で池添騎手(ラーゴム)と当たって馬に気が入ったのですが、横山さん(クラヴェル)の後ろにいられたので凄く良かったです。直線も最後まで頑張ってくれました」と愛馬を労った。

 このレースでキャリア30戦目を迎えたマイネルファンロン。先行策がこの馬にとっての必勝パターンだが、この日は8枠16番からスタートのタイミングが合わず後方からの競馬を選択した。

 長い向正面では終始馬場の荒れていない外目を通り、4コーナーでは後方から3番手という位置取り。最後の直線を向くと、先行した各馬も馬場の悪い最内を避け、3分どころから外ラチまで17頭が横一線に大きく広がる展開となった。そんななか、マイネルファンロンはすぐ内にいたクラヴェルに押し出されるように外ラチ沿いへ。気づけば、馬場が最もきれいな大外を走っていた。

 結果はご存じの通り、直線で外に持ち出した馬が上位を独占。1着から6着までが全て2桁馬番というまるで“千直”のような結末となった。

 例年、荒れ馬場になりやすい夏の新潟最終週だが、極端な外枠決着となったこのレースに苦言を呈した人物がいる。JRA通算1918勝を誇る元騎手の藤田伸二氏だ。

 この日、藤田氏は自身のYouTubeチャンネルで札幌記念(G2)以来、2週間ぶりとなるライブ配信を敢行。いつも通り、レース前に予想と買い目を披露し、ザダル、アドマイヤポラリス、ラインベック、ヤシャマル、クラヴェルの5頭を挙げ、馬単ボックス20点が勝負馬券だった。

 レース前には「荒れてほしいという思いを込めて」予想したと語っていた藤田氏。結果は三連単の配当が26万円を超える波乱となった。しかし、3着に入ったクラヴェルしか買い目には入れておらず、この日の予想は空振りに終わってしまった。

 そんな藤田氏が吠えたのはレース直後のことだ。

元JRA藤田伸二氏「こんなの競馬じゃねぇよ」新潟記念(G3)最終週の“大外決着”にぼやき……「やっぱり見ていて面白くないわ」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  5. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA崖っぷちジョッキー関西編~四位洋文・小牧太・鮫島良太・柴田未崎ほか~