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パチンコ店「出入り禁止」事例3選…やってはいけない極悪非道な行為とは

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 不特定多数のお客様が同じスペースを共有するパチンコ店。勝者と敗者が混在する特殊な空間とも言えますが、それゆえ「隣で連チャンされて心が折れる」「上手くいかない展開が続いて怒りが込み上げてしまう」といったこともあるかと思います。

 そういった状況で、中には怒りが爆発して暴力的な行為をしてしまう方も少なくありません。理性が失われた際はもはや歯止めは効かず、世の中を震撼させた「ハンマー男」のように島の台を見境なく破壊するという暴挙に出る場合もあるのです。

 これは本当に最悪です。怒りに身を任せて台を破壊すれば、台の修理費用の負担はもちろんホールへの出入りが禁止されます。絶対に許されない行為なのですが…。

 実は、台の破壊行為以外にも「出入り禁止」となるケースは数多く存在しております。

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 ホールが「お客様にあらず」と判断し、他のお客様や店舗に何らかの形で危害や迷惑を与える不届き者。そんな輩に対する最終決断こそ「出入り禁止」なのですが、その経緯は様々です。

 私も数年間ホール店員として働き、様々な理由で出入り禁止となった人物を目の当たりにしました。今回はその中でも強く印象に残っているエピソードを3つご紹介させていただきます。

【女性スタッフを襲う魔の手】

 ホールで働く女性スタッフに思わず目を奪われてしまう。男性パチンカーであれば、そんな経験をしたこともあるのではないでしょうか。

 私もカウンターでの交換などの際、容姿端麗な女性スタッフを前に思わずニヤけてしまったりもします。これに関しては男として当然の反応とも言えますが、中には高まる情熱が抑えきれずに過度なコミュニケーションを図ろうとする方も…。

 私の勤め先のホールでは、女性スタッフへのセクハラで出入り禁止となるケースが少なくなかったです。一番多かったのは身体に触れる行為で、中には台トラブル修復中などの無防備な状態を狙うという悪質な行為を繰り返す不届き者もいました。

 他には閉店後の退勤時に駐車場で待ち構えて、連絡先などの個人情報を聞き出そうとするケースも…悲鳴を聞きつけた男性スタッフによって救出されましたが、被害に遭った女性が感じた恐怖は図りしれないでしょう。

 当然ながら、これらに関与した人物は出入り禁止となったのは申し上げるまでもありません。

【口&手癖が悪すぎる人物】

 私が勤めていたホールには、店舗の備品をなんでもかんでも持ち帰ってしまうという困った方がいました。

 トイレに行けばトイレットペーパーの予備や洗面台を拭くタオルを拝借し、パチスロコーナーに行けば使い捨ての手袋やおしぼりを鷲掴みしてゴッソリとカバンに詰め込む…そんな人物がいたのです。

 もちろんスタッフが何度も注意を行いましたが「こっちは客だぞ!」「負けてんだからコレくらいいいだろうが!」と、かなり攻撃的な態度で聞く耳を持ってくれません。いつしか多くのスタッフが「アノ人には関わりたくない」と、見て見ぬフリをするようになってしまいました。

 その後は手癖の悪さが次第にエスカレート。備品を拝借するだけではなく、負けてイライラしている際は台間に貼られた案内POPやシールを破り捨てるといった暴挙も行い始めたのです。

 もはやその悪しき行為は、お客様と呼べるものではありません。再三にわたる注意を受け入るどころか、更なる迷惑行為を行う不届き者。そう判断されたこの人物には、「出入り禁止」が言い渡されました。

 もちろん、それを素直に聞き入れてくれることはなく…「金を返せ!」「自分は何も悪くない!」と最後の最後まで我々に牙をむき続けておりました。「言われなくても二度とくるか!」と吐き捨てるように言い放った最後の言葉に心が痛んだことを鮮明に覚えております。

【スタッフの目の前でゴト行為!?】

 最後にご紹介するのは番外編。パチンコ店が「最も警戒している」と申し上げても過言ではない「ゴト行為」に関するお話です。

 道具や技を使って出玉を不正に得ようとする許されざる犯罪行為。ホールや遊技機メーカーが厳重なセキュリティを用いて遊技台を提供してはいますが、隙があろうものならここぞとばかりにゴト行為が行われてしまいます。

 以前のコラムでは、「ドツキ」によって役物機の大当りを不正に射止めようとした不届き者のエピソードをご紹介しました。スーツを着て「仕事帰りのサラリーマン」を装った2人組。台データの異常な数値がなければ、気づくことなくゴト行為は完遂されていたかもしれません。

 このように極力目立たないようにして行われることが多いですが、中にはスタッフを呼び出してゴト行為に及ぶという大胆不敵なケースもございました。

 勤め先だったホールの系列店舗で、実際にあったのが次の通り。「玉飛びがおかしい」とスタッフを呼ぶ→台のガラス面を開けて玉の通り道であるカセット部分を確認させる→扉部分に注意をひきつけて、その隙に盤面に打ち付けられたヘソ釘を強引にこじ開ける…といった驚愕の事例が発生したのです。

 しかも、スタッフはそれに気づかずに対応を終了。その後は出玉を獲得して何食わぬ顔で景品に交換し、堂々と正面出入口を通って退店する姿がカメラに映し出されていたのでした。

 スタート入賞率が異常な数値だったことで本件が発覚し、この男のカメラ画像は一斉に系列店舗へ共有されました。当然ながら再来店することはありませんでしたが…。

 出入り禁止とは違いますが、強く印象に残っていたエピソードとしてご紹介させていただきました。このような悪事が少しでも減ることを心から祈っております。

(文=ミリオン銀次)

<著者プロフィール>
 ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。

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