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パチスロ専門店の「シンボル」が閉店。さらばレア台の聖地…

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 年末には話題を集めた大型ホール『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』がグランドオープンした一方で、閉店廃業を選んだホールは後を絶ちません。

 中でもとりわけ注目を集めたのは、東京のパチスロのデパートと呼ばれた『グリンピース新宿本店』の閉店。青天の霹靂とはこのことでしょうか。私自身にとっても非常に衝撃的でした。

 レトロ台・レア台には目がない私ですが、グリンピースは正に『聖地』。昔はパチスロ攻略誌などに掲載されたグリンピースの広告を見るたびに心が躍り、いつしかそれは憧れの地となったのです。

 多くの攻略誌で新台レポートや、実戦バトル系記事の取材がグリンピースで行われました。そんなホールの閉店は、一般ユーザーのみならず有名ライターの方々も寂しく思っていることでしょう。

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 実際に新宿本店のTwitterには多くのライターや業界関係者、ファン達から惜別のコメントが多く寄せられていました。その中には、当サイトでもお馴染みのレジェンド『アニマルかつみ』氏のツイートも。本当に愛されていたことが伝わってきます。

 今でこそ上野の『殿堂』に代表される『5号営業』のスロゲーセンが存在しますが、その頃はいわゆる『社会的不適合機』の撤去前ということもあり1~3号機を設置したままのホールも残っていました。

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 まだ4号機時代だった2000年代の初め頃でしょうか。それらを今一度打つべく、聖地グリーンピースへ初めて辿り着いたのです。ほとんどが一度は目にしたことのあるパチスロ機ばかりでしたが、全てが新鮮であり、全てがキラキラと輝いて見えました。

『スーパーバニーガール』、『コンチネンタルⅠ』、『スーパープラネット』等々。 中々空き台にならないのが当たり前でしたが、少し離れた場所から台を眺めているだけでも幸せで…短い時間でしたが、本当に夢のような時間を過ごせた記憶が甦ります。

 それからは、東京に行くたびに立ち寄ったグリンピース。最後に尋ねたのはおそらくコロナ禍前の2019年だったでしょうか。既に全盛期の面影は薄れていましたが、言葉にはできぬ感動を与えてくれました。

 10数回訪れただけのホールの閉店に、これだけ胸が締め付けられるのですから不思議なものですね。そんなグリンピースは、2022年1月31日の最終営業日に前代未聞の新台入替OPENを行ないました。Twitterで見ましたが、当日は開店前からモノすごい人が集まっていたようです。

 何という感動的で素敵な幕切れでしょうか。本当に、本当に多くのファンから愛されていた証しですね。

 こうしてまた、ひとつの時代が終わりましたが、その偉業は永遠に語り継がれていくことでしょう。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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