パチンコ「一撃100,000発」オーバーも!? 右半分が2000発以上の人気シリーズ最新作!!

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

　今回のピックアップマシンは、ついにパチンコが解禁された「残されていた大物版権」のシリーズ機が待望のデビュー。旋風を巻き起こした前作同様に圧巻のパフォーマンスが期待される『Pとある科学の超電磁砲（レールガン）』（以下超電磁砲）だ。

　本機の登場を心待ちにしていたファンも多いであろうが、スペックやゲーム性は『禁書目録（インデックス）』から大きく変化した。大当り確率が1/319.6のミドルタイプから1/239.2のライトミドルとなり、遊びやすくなっている。

　その一方で継続率が約80％、右打ち中の大当りの半分が約2000発以上というRUSH性能を実現し、出玉面では『禁書目録』を上回るようなスペックとなっている。まさに「HYBRID MIDDLE（ハイブリッドミドル）」という名に相応しい出来栄えであろう。

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　連チャンモードとなる「RUSH EXTRA」は100回転の時短が基本となるが、電チューの10％で次回大当り濃厚となる3000回電サポが組み込まれている。時短100回転の継続率は約77％だが、後者のフラグを含めるとトータルで約80％となる。

　ちなみに、初当りでRUSH非突入時に付与される時短100回とRUSH中の100回転では大当り確率が異なるので注意が必要だ。

　前者の「超電磁砲RUSH CHALLENGE」の引き戻し率は約46％。初当りの90％以上でこのモードに移行するので1種2種混合機だが、従来デジパチの時短突破型のような打感であろう。

　話をRUSHに戻すが、本機最大の特徴はRUSH時の大当りにある。大当りには「約650発」「約2000発」「約3350発」「約4700発」の4パターンがあり、「一方通行（アクセラレータ）BONUS」なら2000発以上が濃厚となるのである。

　この規格外の出玉性能により少ない連チャン数でも万発超えの期待度が高くなり、一撃2万発、3万発はザラに発生する。「トータル大当りが180回オーバーで8万発近い出玉」といった爆発台の目撃情報もあった。

　さらにRUSHの最後に表示される出玉数が「99999」となるカウントストップを出した超強者も出現。10万発以上の超強烈な爆裂を夢見ることができる必殺の一撃が装備された本機は、まさに”超電磁砲”スペックである。

　2000発以上と650発の出玉差が大きいので上振れ、下振れが発生しやすい「暴れ台」の性質も含んでいるが現行機では最強クラスに爆裂を期待できるマシンではないだろうか。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。