パチンコ新台「突入率100％×超高ループ」の激熱マシン！ 気になる実力は？【実戦速報】

　ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。

　今回のピックアップマシンは、いまや『バカボン』、歌パチに続く人気シリーズとして大一商会の屋台骨を支える機種に成長したタイアップマシンの最新作。1種2種機の常識を覆す『Pひぐらしのなく頃に～彩～』（以下ひぐらし彩）だ。

　従来、1種2種混合機ではRUSHにおいて、通常の時短より少ない回転で展開される時短モードで大当りを引くことで晴れて突入となるパターンがほとんどであるが、本機は初当りを獲得すれば必ず連チャンモードとなる本RUSHに突入することができる。

　この安心感と安定性は大きなアドバンテージとなるが、そうなるとRUSHの破壊力を懸念するファンも多いかもしれない。しかし、本機においてはその心配も杞憂である。

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　連チャンの基本は時短14回転の右打ちモード。右打ち中の大当り確率が1/10.17となっているので、このモードの継続率は約77％と充分なループ性があるが、さらに次回大当りが濃厚となる上位モードが存在する。

　14回の右打ちモード中に発生する大当りの10％で突入する可能性のある上位モードは「解明しモード」と呼ばれる時短254回転の次回ループタイプのゲーム性となっている。これは『ひぐらし』シリーズの初代『頂』に搭載されていたモードの復活にもなる。

　さて、上位モードとなる「解明しモード」は81％の割合で再び時短254回転を獲得できるようになっているが、ループフラグを外した場合でも時短6回転が付与され、大きな引き戻しのチャンスを用意。引き戻し率は46.3％で、「解明しモード」のトータルループ率は90％にも及ぶのである。

　これにより本機の全体的な平均RUSH継続率は82％をマーク。通常の連チャンモードと上位「種明しモード」、どちらの状態でも大当りの半分以上が最大出玉9ラウンド約1350発という強力な爆発性を秘めたスペックとなっている。

「36連、2時間当りっぱなし」「一撃45000発出た」などその出玉性能を存分に味わうことができた初打ち報告も多数。こういった一発性も魅力だが、連チャンモード突入率100％の安定性による終日出玉も期待でき、「一日打って50000発」や「初当り2回で36連、18連」とその恩恵を充分に受けられたケースも続出している。

　とにかく初当りさえ引き当てることができれば大量出玉獲得の期待ができる本機。ゆえに遊タイムは搭載されていないが、連チャンへの間口が広い分、打ちやすい機種とも言えそうである。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。