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突然発生した騎手の「行方不明」も原因はやっぱりアレ!? JRAの「隠蔽体質」も情報社会では意味がない、G1を直撃した謎の乗り替わり

突然発生した騎手の「行方不明」も原因はやっぱりアレ!? JRAの「隠蔽体質」も情報社会では意味がない、フェブラリーS(G1)を直撃した謎の乗り替わりの画像1
幸英明騎手 撮影:Ruriko.I

 先週の競馬では、フェブラリーS(G1)に出走したサンライズホープが、大野拓弥騎手と急遽の新コンビを結成したものの、12着と大敗。息の合った騎乗を見せていた幸英明騎手に期待していたファンは、肩透かしを食らった格好となったのではないか。

 さらに幸騎手は、フェブラリーSだけでなく、騎乗予定馬は1頭もなし。競馬界一の騎乗数を誇る鉄人だけに、違和感を覚えた人も少なくなかったに違いない。

 まるで神隠しにあったかのような突然の“行方不明”だが、おそらく原因は新型コロナウイルスの関係だろうか。事情を教えてくれた競馬記者によると「年明け早々に関東で数人出た後は誰も出ていなかったので、もう大丈夫かと思っていたら木曜の朝に幸騎手が乗れないとの一報が入りました」とのこと。

 各厩舎からの人気も高いジョッキーだけに、現場が混乱したであろうことは、想像に難くない。幸いな事に土曜が出走頭数の少ない阪神、日曜がG1の日で多くの騎手がいる東京だったため、大きなトラブルは避けられたそうだ。

 対する美浦では、先週こそ陽性者が出なかったものの、厩舎スタッフや新聞記者からは出ているという。

 先日は三浦皇成や菅原明良、江田照男、木幡育也らの騎手を抱える某専門紙のエージェントも新型コロナに感染したという噂もあり、競馬場では他の関係者も取材を自粛する対応を取ったといわれている。

 また、近しい関係者から感染者が出たことにより、騎手や調教師への取材もどんどん希薄になっていることを危惧する声もある。

「若手騎手などは、デビューからこういった距離感が普通になっているので違和感を持っていませんが、現在はマスコミ側が質問するような形はレアケース。取材を受ける調教師や騎手が思った事を一方的に話して終わりになるのが主流になってしまいました。

本来はこちらからも疑問に思った事などを質問してこそ、本質が見えてくるのですが、制限のある昨今の体制ではなかなか深掘りできないのがもどかしいですね。このままだと、コロナが収束したとしても、以前のように意見交換が出来るか不安もあります」(別の記者)

 その一方で、JRAは所属騎手のPCR検査を定期的に実施しているとはいえ、陽性と診断された対象者について、プライバシー保護の観点から氏名などの詳細については、公表しないとしている。

 そのため、陽性者の人数や濃厚接触者、感染ルートに関しても不明。直前に発表された乗り替わりなどの情報で、おそらく誰と誰だろうという憶測が生まれる。一昔前とは異なり、現在はネットやSNSの発展で、ある程度の特定はすぐにされてしまうだけに、隠したところであまり意味がないようにも感じられる。

 芸能人や他のスポーツ選手が陽性だった場合、氏名の公表はもはや一般的になりつつある。感染拡大防止を徹底していたとしても、完全に防止することは難しいため、ルールに則った上での陽性であれば、それほど後ろ暗いことでもないと思うのだが……。

 昨年、競馬界を震撼させた「給付金不正受給問題」の指南役とされた人物や関係者も有耶無耶にしたJRA。相変わらずの「隠蔽体質」と囁かれても仕方のない対応かもしれない。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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