【パチンコ実戦】甘デジ帯で「継続率84％の上位RUSH」搭載！ 恐怖に怯えながら念願のRUSH突入となるが…

驚くことが苦手な私……

　過去にも何度かお伝えしたが、私ロマニスタ鈴木はホラー系のパチンコ・パチスロが大の苦手だ。正確にいえば、ホラーが苦手というよりも突然驚かされることが苦手なのである。

　つまり、『吉宗』の“キーン！音”や『押忍！番長！』の“ぴゅうぃ～ん！音”も苦手なのだ。大都技研系のマシンは「後告知」が一番安心できる。

　そんな私だが、これまでずっと敬遠していた機種がある。それが『Pひぐらしのなく頃に～憩～』(Daiichi)だ。この機種は、ミドル・ライトミドルの別スぺックも含めて「絆結びRUSH」突入時の爆発力がかなり高く、ユーザーからの評価も上々なので前から気になっていた。

【スぺック】

■大当り確率：1/119.8
■右打ち実質大当り確率：約1/7.7
■時短システム：大当り後1 回or 4回 or 99回 (1/20の転落当選まで継続)
■賞球数：3 & 1 & 4 & 6 & 9
■ラウンド数：3 or 4 or 9 or 10 (10カウント)

　本機は時短1or4回＋残保留の「真・身隠しモード」と時短最大99回(転落まで継続)の「絆結びRUSH」で2種類の時短が存在する。「絆結びRUSH」直撃の振り分けもあるが、基本的に「真・身隠しモード」を経由して「絆結びRUSH」へ突入する仕様で、ここでのロング継続が出玉増加のカギとなる。

　なお、「絆結びRUSH」転落後は「真・身隠しモード(残保留のみ)」へ再突入する。そのため、ここで引き戻して再び「絆結びRUSH」へ突入…という嬉しいパターンもあるのだ。

スマホを落としてしまう衝撃…やっぱり怖かった

　この日、本機の周りには誰もいなかったので思い切って着席。データカウンターを見ると、2回前は「12連」、5回前は「25連」とかなり好調だ。評価が高いことにも頷ける。

　打ち始めは「驚かないように」と常に気を張って遊んでいたのだが、通常時はそこまで驚かされるような演出はなさそうだ。完全に気を緩めて打っていたのだが……。

　88回転目に事件が起きた。スマホで本機の情報を確認していると…突如「嘘だ 疑似連予告」が発生。手に持っていたスマホを落とすほど驚いてしまった。おいおい、通常時もしっかり驚かせてくるじゃないか。

　その後、赤保留（鉈）→キャラリーチ（北条沙都子）から大当りに繋がる。リーチ中は大きなチャンスアップもなく諦めていたが、とりあえず初当りが取れて一安心だ。

「真・身隠しモード」中は、真っ暗な校舎付近を一人称視点で歩く演出がひたすらに続く。いかにも「驚かすぞ！」という雰囲気に私は恐れてしまい、思わず音量を1つ下げた。

　すると突然、竜宮レナが目の前に現れて、主人公を追いかけきた。結果、逃げ切れずにモード終了……。怖い、怖すぎるぞひぐらし。

　そして残保留抽選のラストチャンスへ突入。ボタンを押して「惨劇回避」すれば大当りとなるが、見事惨劇を回避して「絆RUSH」へ。だが、RUSH中に1度も大当りを引けずに転落、そして「真・身隠しモード」もスルーしてしまった。

投資：2125発
回収：1500発
差玉：-625発

【この台の感想】

・20連以上しているデータも見られるので爆発力は文句なし。
・「真・身隠しモード」が本当に怖い。心臓が弱い人は避けた方がいいかもしれない。

「絆結びRUSH」の継続率は約84%もあるのに、残念ながら即転落してしまった。心残りではあるが、怖すぎるのでもう二度と遊技することはないと思う。ただ、ホラー系が好きな方にはうってつけのマシンといえそうだ。

(文＝ロマニスタ鈴木）
<著者プロフィール>
　好きなゲームキャラクターがモチーフのパチンコ『CRソニック』でホールデビュー。
その後パチスロも遊技するようになりドハマりする。好きな機種は5号機時代のSNKプレイモアが出していた機種たち。パチンコでは甘デジやライトミドルを好んで打つ。サッカーと猫をこよなく愛し、週末はJリーグの試合を平均6試合くらい見ている。

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