3枚役成立は「ボーナスor完走型RT」…老舗ブランドパチスロ第1弾【5号機回想】

パチンコでお馴染みの老舗ブランドパチスロ第1弾

『花の慶次』シリーズを筆頭に、『野生の王国』シリーズや『サイボーグ009』シリーズなど、数多くのヒット作を世に送り続けるニューギンは5号機以降、定期的にパチスロも製造。

　その記念すべき第1弾として登場したのが、梶原一騎原作の有名野球漫画をモチーフに据えた『侍ジャイアンツ』である。

　本機は青7揃いの番場ビッグ、赤7揃いの理香ビッグ、白7揃いの侍ビッグと3種類のビッグを搭載しており、番場ビッグ及び理香ビッグは純増約223枚。侍ビッグに関しては技術介入要素があり、左→右→中リールの順に特定個所を狙えばベル成立時にクロス揃いで10枚が払い出され、全てクロスで揃えた場合は208枚の獲得が見込める(フリー打ち時は193枚)。

　また、本機は出玉誘発トリガーとして1G純増約0.5枚の完走型RT機能も装備しており、特定ボーナス、或いは「ベル・ベル・リプレイ」の3枚役を機に突入する。

　番場ビッグ終了後は120GのRT「超侍チャンス」、理香ビッグ終了後は60GのRT「侍チャンス」が選ばれ、3枚役成立後は50％で120GのRT「特訓チャンス」、50％でビッグに当選する。

　通常時の消化手順は、まず左リール枠内に10番のチェリーを狙い、根性絵柄が上段までスベってきた時のみ、残りリールにも同絵柄をフォロー。根性絵柄や努力絵柄もボーナス重複対象役で、これらを取りこぼした場合は「リプレイV型」などのチャンス目が停止する。

原作の世界を表現したアクションを多数採用

　通常時のステージは「グラウンドステージ」「川緑ステージ」「土手ステージ」の3種類で、これらステージを行き来しながら各種固有演出で小役成立や期待度を示唆。ライバルと野球対決する「勝負演出」への発展はチャンスを迎え、基本的に継続するほどボーナス期待度は高まる。

　超侍チャンス＆特訓チャンス中は残り20Gから「ノーコン改良機」や「バイク避け」といった「魔球特訓」が始まり、終了間際の勝負演出クリアでボーナス確定。ここでのボーナス期待度は設定6で約45％だ。なお、機械割は設定1：95.7％～設定6：109.6％とされている。

（文＝編集部.）