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単勝を買い続けるだけで「765%」のボロ儲け、JRA最高配当の更新や「2億円超え」WIN5にも存在感、穴党注目の若手にブレイクの兆し

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原優介騎手 撮影:Ruriko.I

 先週末の開催で夏の福島も終了。単独トップの15勝を挙げた戸崎圭太騎手がリーディングジョッキーに輝き、8勝で2位の田辺裕信騎手の勝ち数の2倍近く勝利を挙げる大活躍だった。

 戸崎騎手自身も「一昨年、昨年に続き今年も夏の福島競馬リーディングジョッキーを獲ることができ、とてもうれしい気持ちです」と喜んだように、夏の福島は得意舞台。今週末から新潟と札幌に舞台が替わるが、馬券を購入するファンにとっても、頼もしい存在となりそうだ。

 また、ラジオNIKKEI賞(G3)で戸崎騎手とのコンビで単勝1.9倍の断然人気を集めたレーベンスティールをエルトンバローズで破った西村淳也騎手、セイウンハーデスで七夕賞(G3)を制した幸英明騎手の騎乗も目を引いたが、穴男として注目を集めたのは、デビュー4年目の若手・原優介騎手だろう。

穴党注目の若手にブレイクの兆し

 2年1カ月ぶりの億超えで話題となった23日のWIN5では、対象2レース目の福島10R白河特別(2勝クラス)を11番人気の大穴セイウンプラチナとのコンビで制して大波乱の立役者となった。

 この日唯一の重賞だった中京記念(G3)も8番人気セルバーグが勝利したが、的中票がわずか2票の2億1884万7050円もの超高額払戻は、原騎手がMVPといっても過言ではない。

 積極果敢な逃げの手に出た原騎手の好判断が光った一方で、同騎手が夏の福島で抜群の穴男ぶりを発揮していた事実も見逃せない。

 7月福島で計57鞍に騎乗した5勝の内訳は、1番人気馬の騎乗は1回もなく、すべてが人気を上回る着順に持ってきたハイパフォーマンス。全体を通しても原騎手の単勝を何も考えずに買い続けるだけで、“ボロ儲け”できていたことになるのだ。

■7月福島、原優介騎手の勝利

7.1福島7R未勝利、9番人気アームテイル、単勝23.7倍
7.9福島4R未勝利、13番人気ボールドトップ、単勝326.2倍
7.15福島9R南相馬特別、6番人気エイトキングゴッド、単勝21.5倍
7.23福島3R未勝利、3番人気クラークテソーロ、単勝8.5倍
7.23福島10R白河特別、11番人気セイウンプラチナ、単勝56.5倍

 ご覧の通り、9日の13番人気ボールドトップで制した未勝利戦では、2着にも10番人気ダズリングダンスが食い込んだことで、枠連の払戻が14万9110円となり、枠連のJRA歴代最高配当を53年ぶりに更新したことでも話題を呼んだ。

 勿論、この勝利の効果もあって単勝の回収率は跳ねあがって765%。今夏の原騎手が乗れていることに気付いていれば、2億円超えのWIN5的中も夢ではなかったかもしれない。

 残念ながら開催が終わってから気付いても「もう遅い」といわれそうだが、まだまだ原騎手で儲けるチャンスは残されている可能性がある。

 幸いなことに今年の福島は、11月の1週から3週の開催がまだあるのだ。現時点で原騎手の参戦があるかどうかは分からないものの、相性のいい福島なら参戦の期待も持てるのではないか。

 問題は忘れやすい我々競馬ファンが、4カ月後にも福島で見えた「原騎手のブレイクの兆し」を覚えているかだろう。

黒井零

黒井零

1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

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