ロードクエスト (牡11歳)

ロードクエスト
生年月日
2013年3月6日
馬主
ロードホースクラブ
調教師
小島茂之 (美浦)
生産者
様似堀牧場
近親馬
ヴァルツァー、ビップヘラクレス
主な勝鞍
2015 新潟2歳S(G3)
2016 京成杯オータムハンデ(G3)
関連する馬・騎手
血統
マツリダゴッホ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
Bel Bolide
フローラルマジック
マツリダワルツ チーフベアハート サンデーサイレンス
Amelia Bearhart
ユキノワルツ リアルシャダイ
ダイナクレアー
解説

能力は一線級なのだが、血統が地味なため負ける度に「所詮はマツリダゴッホ産駒」と罵られる不遇の存在。

今やキラ星の如く世界的な良血馬が中心となって活躍する日本競馬で、異端の存在となるロードクエスト。父は有馬記念を勝ったマツリダゴッホ。母は岩手競馬で「岩手の女王」と呼ばれていた地方馬だった。北海道サマーセールでついた売値は626万円。これは同世代の超良血馬サトノダイヤモンドの1/40程度の価格である。

育成段階から動きの良さが目立っていたが、それでも2歳6月の新馬戦は6番人気とやはり地味な扱い。低評価を覆して完勝すると、新潟2歳S(G3)では上がり3ハロン32.8秒の豪脚を発揮して圧勝し、一躍世代の有力馬に。

そこから3連敗を喫して「所詮はマツリダゴッホ産駒」と駄馬の烙印を押され掛かるも、距離をマイルに戻して復活を遂げる。3歳5月のNHKマイルC(G1)では、2歳女王メジャーエンブレムを脅かす2着。その勢いで挑んだ日本ダービー(G1)では11着と大敗した。

秋初戦はマイルの京成杯オータムハンデ(G3)に挑み、古馬を相手に楽勝も、続く富士S(G3)では9着に惨敗し、この馬が強いのか弱いのかわからない人も多い。この秋はマイルチャンピオンシップ(G1)が目標となる。

Ranking

17:30更新
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!