ビッシュ (牝11歳)

ビッシュ
生年月日
2013年1月16日
馬主
窪田康志
調教師
鹿戸雄一 (美浦)
生産者
ノーザンファーム
近親馬
スペクトロライト、シーオブラブ
主な勝鞍
2016 紫苑(G3)
血統
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
Alzao
Burghclere
バランセラ Acatenango サンデーサイレンス
Aggravate
Baranciaga Bering
Maxencia
解説

オーナーの窪田康志はKRKプロデュース株式会社代表取締役社長、有限会社レーヴ青山代表取締役社長などを兼任しており、AKB48プロジェクト・エグゼクティブプロデューサーとして有名。馬名の意味は窪田氏がオーナーなだけに女性アイドルグループのBiSH(ビッシュ)を想像してしまうが、何故か「牝鹿」。本当にサラブレッドなのだろうか。

3歳2月の新馬戦と遅めのデビューになったビッシュだったが、いきなり5馬身差で圧勝すると、続く500万下もあっさりとクリア。桜花賞(G1)には間に合わなかったものの、オークスの前哨戦となるフローラS(G2)では1番人気に推された。

しかし、ここで横山典弘騎手特有の「ポツン」が発動。到底届きそうもない最後方から、上がり最速を叩きだしたものの5着。一体、何がしたかったのかわからないが、運よく抽選を突破して挑んだオークスでも3着と、あと一歩及ばないまま3歳の春シーズンを終えた。

休養を挟んで迎えた秋初戦は、この年(2016年)から重賞に昇格した紫苑S(G3)。オークス3着の実績を買われて1番人気に推され見事に快勝。戸崎圭太騎手との新コンビで重賞初勝利を飾る。直線2番手から上がり最速の末脚を繰り出した走りは圧巻で、オークス馬のシンハライトが故障離脱したこともあって、秋華賞(G1)でも1番人気に支持された。

ところが直線で伸びを欠き、まさかの10着大敗。キャリア初の関西遠征が仇となったのか、今後の巻き返しが期待される。

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17:30更新
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