【小島武夫さん追悼企画】トップ女流プロ・二階堂姉妹が語る「ミスター麻雀」とは…… 「豪快エピソード」「実は〇〇派」意外な真実が明らかに
――各々のスタイルを否定せず、プロとしての「在り方」をしっかり教えてくれたんですね。ところで、麻雀以外のプライベートでも親交はありましたか?
亜樹:仕事が終わったあと、よく食事にいきましたよ。小島先生はすごくお酒が好きな方で、飲んでいても普段と変わらない人でした。
瑠美:というか、常に酔っぱらっている感じですね(笑)。油断するとすぐ焼酎を飲むし、水かと思いきやワインを飲み始めるとかもありましたよ(笑)。
亜樹:移動中の時は、小島先生は病気もあって甘いものを食べなかったのですが、私達のためにお菓子を買ってきてくれるんですよ。「これ美味しいから食べな!」って。それを「美味しい」というとすごく喜んでくれましたね。
――常に酔っ払っている(笑)。画面越しでは気づかなかったです。病気という話がありましたが、最後にお会いしたのはいつ頃でしょうか?
亜樹:今年の3月ぐらいですね。会ってすぐに入院したことを後日聞きました。お見舞いに行きたかったですね。まあ入院したことを教えてくれなかったですけど(笑)。心配を掛けない小島先生らしい配慮だと思いますが……。
そして、亡くなった次の日に連絡がきたんですが、その時ちょうど「麻雀格闘倶楽部」をやっていて、ゲームの説明冊子に写る小島先生を見る度に泣いちゃって。周りから「負けて悔し泣きでもしているのか」みたいな目で見られましたよ(笑)。