
芸能界「最強ギャンブラー」見栄晴『競馬予想TV!』司会20年で導き出した答え。博打は「わからない」から面白い?【特別インタビュー】
――確かに。でも「その過激さが面白い」というファンも多い。
見栄晴:僕も仕事柄、調教師さんや騎手、馬主さんに会うこともあるんですけど、その時はとりあえず謝るようにしています。番組内で言い方が悪かったり、評価の上で「悪く言ってしまってすみません」って。この番組を見てくださっている方は多いんで、やっぱり僕の方でフォローしとかないと。
――大変ですね。東京競馬場がある府中にお住まいだと、競馬関係者に会う機会も多いのでは?

見栄晴:「いつでも行ける」と思うと、逆に足が遠のくのかな。最近は、東京競馬場には行かなくなりましたね。だから競馬関係者にそんなに会うわけじゃないけど、会った時にはちゃんと謝るようにはしていますね。
そういえば去年、キタサンブラックの北島三郎さんにも謝りましたよ。実は、北島さんも番組を見ていらっしゃったようで「いつもすいません」って。でも、キタサンブラックの引退パーティーに呼んでくださって。また、そこでも謝りました(笑)。
――北島三郎さんまで見られているとは……。老若男女、全国規模でファンがいますね。
見栄晴:テレビの競馬中継だと東西で分かれるけど、『競馬予想TV!』はCS放送だから全国どこ行っても、とても多くのファンがいる。そういうのもあって最近、とにかく番組で予想した後、急にオッズが下がるんですよ。
――良くも悪くも、非常に影響力が強い。
見栄晴:この前も調教捜査官の井内(利彰)くんが的中したんだけど、どうみても単勝50倍以上つきそうな馬が26倍しかつかなくて。安定感が凄い小林(弘明)くんもそうだけど、その辺は予想家の人たちもかわいそうだよね。
――今はネット上で「今週、この予想家さんは○○が本命だ」って、すぐに広まりますからね。ちなみに見栄晴さんは、どうやって馬券を買われるんですか?
見栄晴:予想家の人の意見を参考にすることもあるけど、自分で予想する時は「調教」を重視しています。実は、最近凝ってる面白い買い方があって。ほら、ここに『競馬エイト』(産経新聞)があるでしょ。記者(トラックマン)の「担当厩舎」っていうのがあるんだけど。
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