真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.02 07:13
JRA桜花賞(G1)グランアレグリア「本気度」に疑問!? ぶっつけ本番OKも陣営の「内情」と見据える「海外遠征プラン」?
編集部
今年の桜花賞(G1)は、前哨戦を快勝したダノンファンタジーやクロノジェネシスを筆頭に、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)上位馬が強い印象だが、これらをまとめて負かす可能性を秘めているのがグランアレグリア(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。
昨年はサウジアラビアRC(G3)で牡馬を相手に圧倒的な勝利を飾ると、阪神JFではなく、朝日杯フューチュリティS(G1)へ。主戦のC.ルメール騎手を優先したという事情もあるが、当然「通用する」と判断しての挑戦だろう。
しかしレースでは、これまで通り番手の競馬から一度は先頭に立つも、勝ったアドマイヤマーズに競りかけられて意気消沈……。何とか3着に踏ん張ったものの、単勝1.5倍を裏切る形になってしまった。
レース後、ルメール騎手は「勝っているレースはどちらも楽勝でしたので、あのレベルで併せ馬になったら、いつもと反応が違いました。勝ち馬が外から来たときに、彼女はふらついて内ラチにもたれてしまいました」と、牡馬相手の厳しいレースに敗因を求めている。
ただ、「とにかく反応がいつもと違いました」と話した通り、決してグランアレグリア本来の走りでないことは明らかだ。
あれから約4カ月。トライアルを使うことによるダメージを考慮して、異例のぶっつけ本番となるグランアレグリア。それだけに注目されるのは「状態」だ。
ちなみに藤沢和雄厩舎には1998年の2歳女王スティンガーで”ぶっつけ桜花賞”に挑んだ結果、1番人気で12着に大敗した苦い経験があるが……。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛