JRAグランアレグリア「桜花賞→NHKマイルC」濃厚? 「ルメールファースト」コントラチェックとの兼ね合いも?

競馬界もいよいよクラシック戦線が近づいてきた。
今年のクラシックは、牡馬に関しては「サートゥルナーリアの真の実力がどれほどか」が極めて重要だろう。有力馬としてはヴェロックス、ダノンキングリーなどもいるが、スケール感では一歩劣る。ポテンシャルという面ではサートゥルナーリアが抜けている、という評価の声は非常に多い。
一方、今年の牝馬クラシックの層の厚さは特筆ものだろう。2歳女王で前哨戦のチューリップ賞を完勝したダノンファンタジーが最有力だろうが、同馬を新馬戦で千切り捨てたグランアレグリア、クイーンCを楽勝したクロノジェネシス、そして先週、フラワーCを余裕で逃げ切ったコントラチェックも急浮上。見どころが本当に多い。昨年はアーモンドアイの一強だったが、今年は激戦になりそうだ。
「先日のフラワーC、コントラチェックは中山で行われたフラワーCとしては歴代最速の1.47.4秒で勝利。鞍上の丸山元気騎手も『本当に乗っているだけでした。今までで一番楽な重賞勝ちでした』と絶賛していたようです。余裕の逃げ切りにノーザンファーム天栄の関係者も『先に繋がる勝ち方ではなかったけど、まぁ良し』と最低限の評価を丸山騎手に与えたようです。
ただ、丸山騎手は、先週まで騎乗停止だったC,ルメール騎手の『代打』。今後はルメール騎手に戻ることが濃厚なようです。また、コントラチェックはこのまま放牧に出されるようで、オークス直行という話が出ています」(競馬関係者)
無尽蔵のスタミナ、そして圧巻のスピードを感じさせるコントラチェック。オークスの舞台でその力を存分に見せつけることもあるかもしれない。
ただ一方「コントラチェックがルメールでオークス」となれば、一つ問題が生じる。もう1頭のお手馬であるグランアレグリアがオークスに出走した場合、見事に「被る」というわけだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ- 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
- JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは















