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今村聖奈「日給300万円」超えで高級ダウンも余裕!? 大型ルーキーの年収がヤバすぎる

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今村聖奈騎手 撮影:Ruriko.I

「ここまでたくさんの方にサポートしていただき、本当にいろいろな経験を積ませてもらった関係者はじめ、馬に本当に感謝しています」

 先週17日の中京5Rで節目の50勝目を挙げ、レース後に喜びを口にした今村聖奈騎手。

 1年目での50勝到達は、武豊騎手(69勝)や福永祐一騎手(53勝)などに次ぐ、JRA史上5人目の快挙だ。20日現在で同期2位・角田大河騎手(34勝)との差は16勝あり、新人王も目前という状況である。

 また、今年はCBC賞(G3)でテイエムスパーダに跨り重賞初騎乗・初制覇を達成すれば、最終日のホープフルS(G1)ではスカパラダイスとのコンビでG1初騎乗を控える今村騎手。まさに、充実一途のルーキーイヤーだったに違いない。

 そこで気になるのは、やはり金銭事情だ。競馬界の大型新人が1年でどれほど稼いだか、興味がある方も多いはず。年末まで開催日はあと3日残されているが、18日終了時点での今村騎手の収入面を追ってみたい。

 まず、売れっ子騎手にとって一番の収入源となるのは「賞金」だ。JRAでは通常5着以内に入れば、レース毎に設定された賞金が貰える仕組みになっている。そのうち馬主は80%、調教師は10%、厩務員と騎手が5%ずつ(障害騎手は別割合)という内訳。つまり、格が高いレースで好成績を残すほど、騎手の収入も大幅に上がるという計算だ。

 他にも、レースの格式によって設定金額が異なる「騎乗手当」もあり、G1は64500円、G2・G3は44500円、その他のレースは27500円が騎乗する度に交付される(障害競走は別料金)。また、レースを問わず1回の騎乗につき16000円が貰える「奨励手当」というものもある。

 これら3つを基準に計算すると、今村騎手の推定年収は以下の通りとなった。

■今村騎手の推定年収(18日終了時点)

(※1万円未満の金額については四捨五入)
・賞金面  獲得賞金6億7083万円×5%=3354万円
・騎乗手当 (平場)581回×27500円=1598万円
      (重賞)10回×44500円=45万円
・奨励手当 591回×16000円=946万円
合計5943万円(推定年収)

 ご覧の通り、推定年収はおよそ6000万円にもなり、弱冠19歳の女性が約10か月で稼いだとは信じ難い金額だ。これは、今や野球界のスターである大谷翔平選手の1年目(1500万円)と2年目(3000万円)の年俸を合わせても敵わない金額である。

 また驚くべきは、その最大日給だ。重賞初制覇を飾ったCBC賞デーの収入は、計算すると300万円オーバー。日本女性の平均年収といわれる280万円を、たった一日で上回ったのだ。

 そして、この年収約6000万円という金額は、あくまで最低ラインに過ぎない。まだ数日の騎乗機会が残っているだけでなく、G1という大舞台も控えているからだ。

 他にも馬の稽古をつけた際に貰える「調教料」や、所属している寺島良厩舎の管理馬に騎乗すれば受け取れる「厩舎所属契約料」など、収入源は多岐にわたる。さらに今村騎手の場合、芸能プロダクションの『ホリプロ』とマネジメント契約を結んでいるため、他方面の収入も考えられる。いずれにせよ、来年以降も活躍が続くようなら、億超えプレイヤーとなる日もそう遠くないだろう。

 先日には、滋賀県にある「TCC Therapy Park」(怪我などで行き場のない引退直後の競走馬を受け入れ、連携する全国の乗馬施設に繋げる活動を行っている)を訪れ、「TCC Japan」の公式Twitterにて馬主募集の呼びかけをしていた今村騎手。そこには、1着数十万円はくだらない「モンクレール」のダウンジャケットを身に着けた姿も。もはやこの年収を稼ぎだす彼女なら高級ダウンの購入も余裕か。

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