GJ > 競馬ニュース > レパードSは戸崎グレンツェント
NEW

新潟が燃えた! レパードSは武ケイティブレイブを最後の最後に戸崎グレンツェントが捉える!

tosakikeita.jpg

 7日に行われたレパードSは、道中5番手を進んだ2番人気のグレンツェントが逃げ粘る1番人気ケイティブレイブを最後の最後に交わし切って重賞初制覇。

 前走ユニコーンSでは道中11番手でレースを進め3着だったグレンツェントだが、この日戸崎圭太騎手は5番手を選択。前走JDDで逃げて2着に入ったケイティブレイブを意識してのレース運びであることは明白だった。ケイティブレイブに騎乗するのが、コパノリッキーやキタサンブラック、エイシンヒカリと、この春「逃げ馬」で国内外で金星を多数上げた武豊となれば、警戒するのも当然だ。

 ケイティブレイブは好スタートから難なく先行し、その後も楽に逃げる態勢。のびのびした走りでこの時点で「勝負ありか」と思った人も少なくなかったのではないか。

 直線に入ると、ケイティブレイブは鞭なしで後続と差を広げていく。武騎手が鞭でさらに引き離す。しかし1頭、外から同馬を鋭く追いかけるライバルがいた。グレンツェントである。

 グレンツェントはともに上がっていった他馬を置き去りにしてケイティブレイブを急追。2頭の争いとなったレースは、最後まで粘ったケイティブレイブをグレンツェントがクビ差交わしたところでゴールを迎えた。見事な重賞初制覇。ハイレベルとされる今年の3歳ダート路線にまた1頭トップ候補が生まれた瞬間である。

 さすがは現在全国リーディング断トツ1位の戸崎騎手、ケイティブレイブをしっかり射程圏に捉え、最後はキッチリ差し切り勝ち。武騎手の安定した逃げと合わせ、熱のこもったレースとなった。秋、ノンコノユメなど強力古馬勢とぶつかる機会がますます楽しみになった。

新潟が燃えた! レパードSは武ケイティブレイブを最後の最後に戸崎グレンツェントが捉える!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  3. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  4. 有馬記念(G1)武豊とオジュウチョウサン「偉大なる挑戦」最終章……常識外れの11連勝、今世紀最強障害馬が示す「答え」は
  5. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  6. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客