GJ > 競馬ニュース > 皐月賞(G1)サートゥルナーリア  > 2ページ目
NEW

JRA皐月賞(G1)サートゥルナーリアはグランアレグリアにあらず?「ぶっつけ本番」に懸かるノーザンファームしがらきの威信

「ローテの常識が尽く覆されている昨今ですが、先週のグランアレグリアに加え、アーモンドアイやフィエールマンらはノーザン系の関東馬。主に利用しているのは、ノーザンファーム天栄なんですよね。

その点、関西馬のサートゥルナーリアはノーザンファームの外厩でも、しがらきを利用しています。間違いなく日本トップクラスの外厩施設といえますが、グランアレグリアやアーモンドアイなどの天栄組と同列に考えることはできないですね」(競馬記者)

 長くノーザン系関西馬の拠点として利用され、オルフェーヴルやジェンティルドンナなど数多くの歴史的名馬を手掛けたノーザンファームしがらき。昨年もスワーヴリチャード(大阪杯)、ミッキーロケット(宝塚記念)、リスグラシュー(エリザベス女王杯)がG1を勝つなど、その技術の高さは健在だ。

 しかし、それ以上の勢いを見せているのがノーザンファーム天栄だ。

 先述したアーモンドアイやフィエールマンに加え、ワグネリアン(日本ダービー)、レイデオロ(天皇賞・秋)、ステルヴィオ(マイルCS)、アドマイヤマーズ(朝日杯FS)、ブラストワンピース(有馬記念)と、昨年だけを見ても”外厩時代”の象徴的な存在として君臨している。

「昨年、しがらき経由でG1を勝ったスワーヴリチャード、ミッキーロケット、リスグラシューは、いわゆる何カ月もレースから遠ざかった”ぶっつけ本番”ではありませんでした。

一方で、型破りなローテで結果を残し続けている天栄ばかりがクローズアップされては、同じノーザンファーム系の外厩でも、しがらきに思うところはあるでしょうね。そういった点でサートゥルナーリアの変則ローテは、ノーザンファームしがらきの『威信』が懸かっていると述べても過言ではないと思いますよ」(同)

 先日の大阪杯(G1)では、ノーザンファームしがらきを利用したワグネリアンが、昨年9月の神戸新聞杯(G2)以来のぶっつけ本番で3着と結果を残したように、しがらきも着実に”常識”の殻を破ろうとしている。

 果たして、大器サートゥルナーリアがまたも変則ローテで結果を残すのか。敗れて「しがらきだから……」と囁かれることだけは避けたいはずだ。

JRA皐月賞(G1)サートゥルナーリアはグランアレグリアにあらず?「ぶっつけ本番」に懸かるノーザンファームしがらきの威信のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA G1未勝利騎手の「匂わせ」発言がプチ炎上!? 「もはやトップとかG1への憧れはそんなにない」ファンから批判に晒された騎乗スタンスの真意とは
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 2度の屈腱炎を克服した「不屈」の実力馬がいよいよ復帰! ナリタブライアンの「同期」はG1制覇、鳴尾記念勝利ヨーホーレイクに続けるか
  9. JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!