真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.14 14:15

JRAデムーロ「絶望?」アドマイヤマーズ日本ダービー「回避」ほぼ確定でサートゥルナーリアに戻りたい!?
編集部
10日に東京競馬場で行われた共同通信杯(G3)。7頭立ての少頭数で行われたこのレースで、単勝1.7倍に推された2歳王者アドマイヤマーズ(栗東・友道康夫厩舎)はまさかの敗戦。3番人気のダノンキングリーの後塵を拝する結果に終わった。
1馬身1/4差の完敗を喫した後、主戦のM.デムーロ騎手は「初めての東京、1800mで色々と考えて乗りました」と語り、「もう少しハイペースだったら違っていたかもしれません。残念です」と無念さを口にしている。
後日、アドマイヤマーズを管理する友道調教師は、今後は皐月賞を目標にしつつ、NHKマイルC向かうとローテーションを発表。クラシック初戦後、3歳マイル王を目指すことを明らかにした。
「友道調教師は共同通信杯の前には皐月賞に向かうことは確定しているものの、メディアに対して『NHKマイルCか日本ダービーは決めかねている』という趣旨の発言をしていました。ですが、この敗戦でマイルに進むことを決意したようですね。
まだ日本ダービーへ出走の可能性もあるような書き方をしているメディアもあります。ですが、もともとアドマイヤマーズが共同通信杯で早めの始動を決めたのは、馬の負担を考慮してのこと。王道ローテである弥生賞から始めると、短期間で複数回関東へ輸送しなければならないですからね。陣営はそこまで考えて動いていたので、NHKマイルCから日本ダービーに向かうというのは、ちょっと無理があるのではないでしょうか」(競馬記者)
日本ダービーへの出走が限りなく0に近づいた印象のアドマイヤマーズ。本馬はマイル以下で活躍している馬を多く輩出しているダイワメジャー産駒。血統的に2000m以上の中長距離は向いていないとはいわれていたが、本馬も距離の壁に泣く形となるのだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬