真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.10 15:51

JRA「川田将雅主義」ダノンファンタジー「オークス(G1)挑戦」の真意。ダノックスと蜜月顕著
編集部

7日に阪神競馬場で行われた桜花賞(G1)は、2番人気のグランアレグリアが他の追随を許さない走りを見せ、ライバルたちを完封。1番人気のダノンファンタジー(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎)は4着と完敗を喫した。レース後、主戦の川田将雅騎手は「勝ち馬(グランアレグリア)が早めに動いていく形になり、追いかけざるを得なかった分、苦しくなってしまいました」と敗因を語っている。
新馬戦に続き、2度目となるグランアレグリアとの直接対決で敗れたダノンファンタジー。これまでマイルを主戦場としていたこともあり、次走にはNHKマイルC(G1)が有力視されていた。だが、10日に「スポニチ」が同馬はオークスへ向かうと報じた。記事に登場した猿橋助手は、800メートル延長する次戦について、「折り合いがカギになると思うし、そのあたりをイメージしながら調整したいと思います」と語っている。
「ダノンファンタジーは気性が前向き過ぎるため、マイルがベストだと考えられていました。しかし距離が800メートルも伸びるオークスに向かうとは……。このオークス出走は、NHKマイルCへの出走を示唆しているグランアレグリアとの3度目の対戦を回避、生産者であるノーザンファームの使い分けなど、さまざまな理由が考えられます。ですが、一番は『川田騎手がNHKマイルCだと騎乗できないこと』、ではないでしょうか。
牡馬クラシックで川田騎手のお手馬であるダノンチェイサーは、陣営が早くから皐月賞を回避し、NHKマイルCから日本ダービーへ向かう変則2冠に挑戦することを明かしていますからね」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは