真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.04.11 05:44

JRA皐月賞(G1)「ドイツコンビ」ラストドラフトがシュタルケで躍動か。前走「度外視当然」の理由
編集部

14日に中山競馬場で開催される皐月賞(G1)。多くの素質馬がしのぎを削ることになるが、ここでの巻き返しが期待されるのが、ラストドラフト(牡3歳、美浦・戸田博文厩舎)だ。
ラストドラフトは昨年11月の新馬戦(芝1800メートル)を勝つと、今年の1月に行われた京成杯(G3、芝2000メートル)で優勝。2戦で重賞勝ち馬となった。
続いて向かった弥生賞(G2、2000メートル)を勝てば、ホープフルS(G1)の覇者サートゥルナーリアらとともに今春のクラシックの有力候補として考えられていた。ところが、雨が降り、重馬場で行われた一戦でラストドラフトは果敢にハナを奪うも、4角から手応えがあやしくなり、最後の直線で失速。後続に次々に交わされて7着と惨敗した。
レース後、田辺裕信騎手は「道中、終始プレッシャーをかけられてた感じはありました」と語り、さらに「馬場に戸惑いがあったのかもしれません。良い感じだなと思って進めてたので、こんなに止まるとは思いませんでした……」とレースを振り返っていた。
「前走は騎乗予定だったC.ルメール騎手が前日に落馬したため、急遽、田辺騎手に乗り替わり。そのうえ、悪天候で重馬場の中で行われるなど、ラストドラフトからすれば条件が悪すぎましたよ。
メンバーが違うため一概に比較はできませんが、ラストドラフトは京成杯ではホープフルSのサートゥルナーリアを0.4秒も上回る時計で勝っています。前走が実力だとはとても思えませんので、度外視してもいいのでは?」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
11:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客