GJ > 競馬ニュース > 50年に1人! アメリカの天才少女  > 2ページ目
NEW

「50年に1人の逸材」現る! 世界が注目・アメリカの「天才少女」にドゥラメンテもかすむ?

【この記事のキーワード】, ,

 日本でも2007年にウオッカがダービーを制したことを始め、アメリカでも2007年にラグストゥリッチーズがベルモントS(G1)を、2009年にはレイチェルアレクサンドラがプリークネスS(G1)を制したように、卓越した能力を持つ牝馬であれば同世代の牡馬のトップクラスと引けを取らないことは、今や世界の競馬で常識になりつつある。

 だからこそ、この”天才少女”には世界中の競馬ファンが大きな夢を描いている。だが、肝心の馬主は牡馬クラシック参戦に難癖をつけているようだ。

 ソングバードの馬主リック・ポーター氏曰く、指定された前哨戦でポイントを稼がなくてはケンタッキーダービーの出走枠に入れない現在のルールがネックになっているらしく、「それはこの時期の牝馬には酷だ」と話している。

 そして現在、ポーター氏の発言を受けた世界中の競馬ファンやマスコミからは、アメリカ競馬の現行ルールの改正を求める声が日に日に高まっているらしい。

 無論、ルールをその都度変えていては規則そのものの信頼性が揺らいでしまうため簡単には変わらないだろう。ただ、こと競馬においては「一頭の傑出した競走馬」の存在がルールに影響を与えたという話は確かに存在する。

 例えば、日本ではオグリキャップのクラシック出走にまつわるが有名だ。

 結果的にオグリキャップのクラシック出走は叶わなかったが、その後に追加登録料を支払えばクラシックに出走できるように改変され、実際に制度を利用したテイエムオペラオーが皐月賞(G1)を制している。

 そう考えれば、アメリカ競馬が迅速な対応を取ることで、もしかしたらソングバードの牝馬による史上初の牡馬三冠もあり得るということだ。

 果たして、この”50年に1人の天才少女”は今後どこへ向かうのか。いずれにせよ一度日本で、アメリカ競馬の至宝の走りを見せてほしいものである。

「50年に1人の逸材」現る! 世界が注目・アメリカの「天才少女」にドゥラメンテもかすむ?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  3. JRA幸英明「大活躍」は「アレの抑制」だった!? 競馬界きっての「愛され男」が手に入れた「感覚」と境地
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  10. JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」