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マイル王モーリス参戦によりサマー2000シリーズ戦線に異常発生!?有力馬が続々と札幌記念から「戦略的撤退」し、新潟記念に集結中……

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mo-risuyasuda.jpgモーリス(競馬つらつらより)

 これぞ、まさに「戦略的撤退」というやつなのだろうか……。

 夏競馬もたけなわとなり、各サマーシリーズを巡って暑い……もとい熱い戦いが繰り広げられている。中でも誰が優勝するのか未だ混沌としているのが、七夕賞(G3)、函館記念(G3)、小倉記念(G3)、札幌記念(G2)、新潟記念(G3)からなる「サマー2000シリーズ」だ。

 報奨金4000万円という決して馬鹿にできないボーナスを争奪するサマー2000シリーズだが、着順ポイントで優劣が決まる以上、圧倒的に有利なのが唯一のG2であり、より多くのポイントが得られる「札幌記念」で好走することだ。

 実際に、昨年のダービーフィズも函館記念を勝利後に札幌記念で3着して、優勝を決定づけたように、やはり他のレースよりも多くのポイントが得られるG2札幌記念の価値は高いといえる。

 しかし、今年はサマー2000シリーズの優勝候補らが、相次いで札幌記念から”逃げ出している”ようだ。

 ちなみに優勝馬は必ずどれかのレースで勝つ必要があるため、現状有利なのは七夕賞を勝ったアルバートドック、函館記念を勝ったマイネルミラノ、そして先週の小倉記念をブービー人気で制したクランモンタナの3頭だ。さらに勝ちこそないが、七夕賞2着で小倉記念でも4着したダコールもチャンスは大きい。

 だが、上記で紹介した現状のサマー2000シリーズの主役たちは全員、札幌記念を回避して新潟記念に向かうようだ。

 重賞を勝って勢いに乗っている夏馬たちだけに「どうせなら、同じレースで雌雄を決した方が、はっきりするじゃないか」といった”男気溢れる”理由なら、レースも盛り上がるのだが、どうやら皆”あの馬”が怖いらしい……。

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