真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.05.05 20:15
武豊インティ「令和初G1制覇」濃厚! かしわ記念(G1)は「三連単4点」を関係者情報でバッチリ!?
文=クラレンス雅
ただ、気がかりなのは主戦のC.ルメール騎手だ。5日のNHKマイルCでは1番人気グランアレグリアに騎乗したものの、最後の直線でダノンチェイサーの進路を妨害したことによって4位入線から5着に降着。さらにこの結果を受け、グランアレグリアの鞍上C.ルメール騎手は26日まで16日間(開催6日間)の騎乗停止処分を受けた。今年はここまでJRA・G1競走3連勝、今週も7勝と絶好調だっただけにこれは痛い。日本ダービーの大本命と目される皐月賞馬サートゥルナーリアに騎乗できないのも大打撃だろう。
幸いかしわ記念には出場できるが、ルメール騎手がこの結果に意気消沈しているとするならば、思わぬ凡走もあるかもしれない。いや、逆に「せめてここだけは」と渾身の騎乗を見せるかも……そういう意味で、今回のゴールドドリームは難しい存在だ。というわけで、評価は一つ下げた「▲」扱いとする。
そこで「○」に浮上するのが、フェブラリーS4着のモーニン(牡7 栗東・石坂正厩舎)である。
3年前のフェブラリーS覇者だが、その後はなかなか結果が出ず、ここ2年はスプリント戦線が中心。昨年の阪神コーラルS(OP)、コリアスプリント(韓G1)と随所に存在感は示している。
近3走はすべて4着だが、前走久々のマイル戦で掲示板を確保できた事実は大きい。トップクラスは同じだが、メンバー全体のレベルは低下する今回、順位を1つ2つ上げても何らおかしくはないだろう。記者の間でも「いよいよ本来の姿に」と囁かれている。
昨年途中からは地方でしか走っていないオールブラッシュ(牡7 栗東・村山明厩舎)も曲者だ。一昨年の川崎記念(G1)以来ビッグレースでの勝ちこそないが、近3走は復調気配。理想は2000m以上かもしれないが、昨年のかしわ記念ではゴールドドリームに0.2秒差の2着。昨年より好調気配のココはバッサリとは切りづらい。「いつ走るかわからないタイプ」(関係者筋)との意見も納得だ。
東京スプリントでコパノキッキングを下した地方の雄キタサンミカヅキ(牡9 船橋・佐藤賢二厩舎)も悩ましいが、さすがにここは相手のレベルが上がりすぎる。さらにこの距離は厳しいと判断。「この馬はあくまでスプリンター」という記者たちの意見を信じることとする。
というわけで、買い目はこうだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 福永祐一厩舎「初G1」はこの大物!? リバティアイランド、フォーエバーヤングの妹…来年のクラシックもキズナ産駒は大注目!
- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?